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第104話 だめっ!

9ー13 だめっ! 「レンタロウ、我々は、一応、お前の夫の内の1人なんだがな」 怒ったような魔王が俺のベッドの足元に仁王立ちして俺を見つめていた。 俺は、シャツを引っ張って前を隠しながら、なんとか誤魔化そうとしていた。 「その、俺、今、妊娠してて、そんなことできないし」 「できないわけがないだろう?」 光の精霊王が魔王の横に立った。 「もう、お前は、初めてなわけではないのだし」 「た、確かに、俺は、もう、初めてじゃないけど、でも」 「「いいから」」 2人の体がゆっくりと重なり、融合していくのがわかった。 「この姿をお前に見せるのは、2度目だな、レンタロウ」 そこには、初染めの夜に俺に素股で初めてした男がいた。 「だが、本当の姿を見た者は、まだいない」 はい? 男の姿が揺らいだ。 そして。 そこには、4本の腕を持った逞しい体の男が上半身裸で立っていた。 はいぃっ? 俺は、完全にびびっていた。 何? なんですと? その4本の手を持つ男は、俺に近づくと、にやりと笑った。 「安心しろ、レンタロウ。アメリの子のこともある。優しくしてやる」 マジですか? 「け、けっこう、です。間に合ってます」 俺は、ベッドの上で後ずさっていた。 「今日は、だめっ!」 「いや、いい機会だ。それに、我々ももう、堪えられん」 男は、俺の裸の足に手をかけ掴んだ。 「こんな姿を見せられては、な」 男は、俺の両足両手をそれぞれの手で掴んで、俺のことを組伏せた。 「今夜、我々の悲願が叶うのだ」 男は、俺の首に噛みついてきた。 「っ!」 俺が顔を歪めると、男は、低く笑った。 「痛いか?すぐに、よくなるから、安心しろ」 マジで? 俺は、2人に手足を押さえられ動けなかった。 「では、いくぞ、レンタロウ」 俺は、両足を開かされて。 男は、ゆっくりと俺の中へとその巨大な雄を押し込んできた。 「無理!こんなの、入らないって!」 俺は、叫んだが、男は、ゆっくりと俺の中へと入ってきた。 「あぁっ!」 体を貫かれて、俺は、体をそらせて呻いた。 「だめっ!そんな奥、まで、入れちゃ!」 「大丈夫だ、レンタロウ」 男は、俺を持ち上げると、膝の上に座らせた。 俺は、男に深く突かれながら、喘いでいた。 「だめっ!赤ちゃんがっ!」 「案じるな、レンタロウ。お前の子供に危害は加えん」 男は、そう言うと、ゆっくりと俺の奥を突き始めた。

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