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第105話 口でさせて

10ー1 口でさせて 「「我々に名を与えよ、レンタロウ」」 そう、光の精霊王と魔王は、激しい情事の後、俺に頼んだ。 「はい?」 ベッドの中央で2人に挟まれて横たわっていた俺を2人が覗き込んできた。 「「我らに名を」」 マジで、心臓に悪いな! 俺は、ドキドキしながら思っていた。 なんか無駄に美形だな、この2人。 俺は、2人に見つめられて、夕べのことを思い出して顔が火照ってきていた。 「ふん。やっぱり、かわいいな、お前は」 光の精霊王が俺の手を握って口づける。 「そうやって、恥じらいに全身を朱に染めて」 「だっ!」 俺は、我慢できずにがうっと声を張り上げた。 「誰のせいで、こんなことになってるとおもって!」 俺が、手を引き抜くと、光の精霊王は、溜め息をついて見せた。 魔王が、くっくっと笑い声をたてる。 「本当に、かわいい奴だな、レンタロウは」 ええっ? 俺は、きっと、魔王を睨み付けた。 「誰が、かわいいって?」 俺は、もともと悪い目付きをさらにすがめて睨んでいたが、魔王は、少しも動じることはなかった。 「お前に決まってるじゃないか、レンタロウ」 魔王は、俺の髪にそっと触れながら微笑んだ。 「我々を迎え入れてあんなに可愛らしく哭いてみせた」 ほぇっ? 俺は、顔から火が出るかと思うほどに恥ずかしくって。 昨夜、俺は、この2人に、というか2人が融合した奴にいいようにされた。 何度も、何度も、いかされて。 もう、頭は、ぐらぐら煮えてるみたいになって。 俺は、正気じゃなかった。 そんな中で、俺は、とにかく子供のことを守りたくって必死だったんだ。 だって、俺とアメリの大切な子供だからな。 それで。 俺は、さんざん哭かされて身体中、奴の体液に汚されて。 乳を吸われて、弄ばれて。 もう、これ以上は、堪えられないと思って。 俺は、自分の体を押し開いて、俺が抱き潰されるまで犯し続けようとしている男に懇願した。 「・・の、ませて・・」 俺は、涙を流しながら頼んだ。 「口で、させて・・」 「レンタロウ?」 男は、面白そうな顔をしてにやりと笑った。 「いいだろう」

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