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第69話
びゅくびゅく!と勢いよく俺の精液が迸る。同時に九条も俺の中で達したらしく最奥に熱い飛沫を感じる。
「……てめっ中に出しやがったな……」
「あーめっちゃ気持ちいい……最高……」
「話聞けって……うわっ」
「中に出しちまった分掻き出してやるよ……」
「やっ、ちょっ、まて……っ」
イったばかりで敏感なそこからまだ硬度を失っていない九条のもので中の精液を掻き出される。
「あっ、やあ、ん……!」
「ほら、お前の中から俺の精液がたくさん出てくるぞ?いっぱい出してやったからもう少し我慢しろよ」
「あぁ……やああ……」
俺の中心は一旦萎えたものの、九条の動きによって再度硬くなってきてしまった。
「……っ、あ」
「お前もまだイけんじゃん?」
「……うっせ……、あぁ!」
九条が自分のと俺の中心を一緒に持ってこすり始める。
「あっやっ、いいっ」
「……く、」
二度目の射精もすぐに訪れた。俺は他人から与えられる快楽とはこうも制御ができないものなのか、と思った。一人でするのと全然違う。快楽が背筋を電流のように走った。俺に次いで九条も達する。九条の熱い精液が俺の中心にかかった。
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