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焦らすように浅い部分を擦ったかと思えば、今度はクルミ大の前立腺を指でコツコツと叩く。清虎に向かって尻を突き出すような格好の陸は、体を震わせ押し寄せる快感に耐えた。
「陸のコッチもガチガチやんか。気持ええの?」
「アッ。あぁ、今触っちゃだめっ」
清虎は指を後孔に出し入れしながら、陸の立ち上がった陰茎を握り込む。先端から溢れた蜜が床に滴り落ちた。
清虎は指を引き抜き、陸の後ろの蕾に熱いモノを押し当てる。
「んんっ。待って、ゆっくりで……」
懇願する陸を翻弄するように、清虎の猛々しい肉棒が一気に体を貫いた。
「ああああっ!」
その瞬間、あまりの刺激に陸は悲鳴を上げながら吐精してしまった。ガクガクと腰が揺れ、目には涙が滲む。
「入れただけでイってもうたの? 泣いてる陸も可愛いなぁ。もっと泣かしとうなる」
「待って、イッてるからっ。止まってッ」
激しく腰を打ち付ける音と陸の嬌声が、狭い廊下に響いた。清虎は四つん這いになっている陸の体を挿入したまま横向きにさせ、片足を持ち上げる。
「や、待って。深い……っ」
持ち上げた片足を清虎が抱え込むので、抽挿を繰り返すたびに揺れていた陸の体は固定された。先ほどより更に奥に、清虎の怒張した雄が叩きつけられる。
「あ、あッ、ああっ。奥すごっ……も、ムリ」
「あー。めっちゃ気持ちえぇ。陸んナカ、俺の形になったかなぁ。ぴったりハマって抜けなくなりそ」
深い部分を遠慮なしに穿たれて、陸の口はだらしなく半開きになり、端から涎が落ちた。頭の中は真っ白で、清虎以外のことは何も考えられず、快感が体を駆け上って来る。
「あッ、んんッ。だめ、またイクっ」
「ほんなら一緒にイこ。俺ももうダメ」
清虎が体を屈めて陸に口づけた。その間も腰の動きは止まらず、むしろ加速していく。
清虎の熱が放たれたと同時に陸も果てた。ビクビク体を震わせ、切なそうに眉を寄せる清虎が艶めかしくて、陸は手を伸ばして頬に触れる。
「きよとらぁ」
「陸……。アカン、今そないに甘い声で名前呼ぶの、反則やで。また勃ってもうた」
陸を抱きすくめて、清虎が呼吸を整える。
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