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第6話 ここから不定期更新

そして始まる。 「ん…」 あぁ、そろそろ起きそうだな。 「ん…ぇ?」 「やっと起きたな。」 ふっ、と耳に囁いたら、 「ぁっ…」 それだけでビクついた。 ほんと可愛いな、こいつ。 「ぁ、のっ、ここ、は…な、なんで…睦月くん、にっ…ぅ、う、腕枕、なんて、されて…るの…」 「ここ俺の寝室。お持ち帰りしたからな。お前外泊って有り?必要なら親に連絡入れてこい。」 「へ……ぁ、そ、それって、その。 あの、俺、と……そ、その、…s、セッ、クス。して、くれる…ってこと、ですか……」 「ん、まぁそーゆーことだな。てか、俺のものって言ったろ?」 とりあえず、気に入ったからそばに置く。まぁ、独占欲とか丸出しにするけど。 「もっかいそのかわいークチで言ってみ?お前は俺のものですって。」 腕枕をしていない方の左手を、桜木の頰にあて、するりと撫でる。 もうそれだけで、桜木は顔真っ赤。 「ぁ、ぁ……。ぅ、」 体、また震えてきてんな。 「目をそらすな。ちゃんと俺を見ろよ。」 「む、むりっ…」 チッ、目を瞑りやがって。 「ワルイ子になりたいのか? イイ子だ、って、俺に褒められたくねぇの?」 我ながら呆れる、子供に言うような戯言だったが、効果覿面だったらしい。 「ほ、ほめ、られた、ぃ……。ぅぅ」 恐る恐る合わせられた目に、俺はしっかり見つめ返す。こいつの体の震えは酷くなる一方。 「っ、は、」 顔はもう耳まで真っ赤。全身に汗までかいてんのが伝わるくらい全身発火さして、はくはく必死に呼吸して。 なんつーか、視姦してるみてぇ。 「は、ぁ…お、俺、さ、さくらぎ、しん、は…は、ぁっ…はぁ、んくっ、」 「はは、なにそれ。飲み込むのえろい。」 ツーッ、と、喉を人差し指で優しく上から下まで撫でてやる。 「ん、ひゃっぁ、ぁ、ぅ、…」 はっ、はっ、んはっ、と、呼吸すらままなってないんじゃねぇの?ってくらい。 つか今軽くイッた? ちょっと体跳ねたよな? 「ぁ、ぁう、し、しん、は、は、はくっ、む、つきく、っぅん、の、もの、で、す…んっっ」 「くくっ、自分で言っといて自分で反応してんのか?ウケる。」 「ぁ、ぅ、もっ…と…」 ドMじゃんか。 「もっとして欲しいなら、ちゃぁんと俺の目、見れるようになれよ。」 「ひ、ぁぁぅ…」 目を合わせる。こいつ、大分泳ぐな。必死に合わせたままにしようと躍起でかわい〜な? 目ぇ合わせたまんま、顔を近づけていく。近づけば近づくほど、体の震えも、呼吸の乱れ具合も、酷くなる。 愉快だ。 「信、俺の言うこと聞けて、イイ子だなァ。ご褒美やるよ。」 頰にあった左手を後頭部に移した。 「ぁっ、」 口付けた瞬間、こいつの体がビクビク跳ねた。相変わらず、イくのはえぇ。 「んっ、ぁ、ん、…ふっ、んん、」 左手で髪をすき、背中を撫で、尻を揉む。 こいつ、ディープんときの呼吸の仕方わかってねぇだろ。まぁ面白いからほっとくけど。 結局、窒息ギリギリになるまでキスし続けてやった。 「んっ、ぷはぁっ、はぁっ、はぁっ、く、、るしっ」 「苦しい?そんなかで何回イッたんだよ?信。」 「ぅ、ふっ、い、いっぱい…」 「くくっ、気持ちよかっただろ?」 「ぅ、うん。き、きもち、よかった…。」 ほんと素直だな。ヤりがいあるわ。 「んじゃ、本番入る前に風呂だな。俺先入ってっから親に連絡入れとけよ。」 「ぁ、、うん。あの、ご両親は…?」 「あぁ、うちどっちも仕事中毒のキチガイで滅多に帰ってこねぇから。一年に一回とか?ま、その前に連絡くっからいくらでもヤレるな。」 「ぁ…そ、そっか……。」 このあと、どこまで焦らしてやろうか。

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