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第4話
「秋葉!」
急ぎ足で校舎に入ろうとすると腕を掴まれる
泣きそうになっている顔を見られたくなくて俯くが、その顔も無理やり彼の方へ向けられた
瞳に溜まっていた涙が衝撃で零れ落ち、視界がクリアになる
目の前で僕の腕と顎を拘束しているのは、先輩だ
「っ、見ないで」
顔を背けようと藻がいても先輩の手は僕を逃さない
なぜ、どうして彼が僕を追うのだろうか
「秋葉、発情期が来たのか?」
先輩の言っている言葉を理解する前に、体が一気に熱くなるのを感じた
「っ、ぇ、なに、」
「やっぱり。さっきから甘い匂いがしていた」
先輩が何を言っているのか理解ができない
体が熱く、頭がぼーっとしてきた
何もしていないのにアナルからトロトロと腸液が溢れ、ペニスが勃起する
「っ、やだ、あつい、くるし、」
先輩は熱を持て余す僕の体を抱き上げると、どこかへ向かった
僕は先輩の腕の中で悶え苦しみ何も考えられない
早くこの苦しみから解放して
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