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第9話
足を肩に担がれ、間に先輩が入ってくる
その後に起きる事を察し暴れるが、強く押さえつけられ逃げることができない
硬いものがアナルに触れ、抵抗も虚しくズブズブと体に埋まっていった
先程まで男達に弄られていたくせにそこは全く緩んでおらず、激しい痛みと内臓を押し上げられる感覚に呻き声が漏れた
先輩はすぐに激しいピストンを始め、中を深く穿つ
痛みに縮こまった僕のペニスに温もりを感じハッとする
仰向けでは秋音の代わりにはなれない
「待って、あ、後ろが、」
「ん、?」
「後ろからが、いい、」
先輩はペニスを手で隠し、何とか体を捻ってうつ伏せになろうとする僕の手を絡めとり床に押さえつける
「駄目。このまま、顔見せて」
ペニスを扱かれ、奥を抉られ段々と体に熱を持っていくのを感じた
まさか、これは
「っは、甘い匂いしてきた」
先輩が僕の首筋に顔を寄せ、匂いを嗅ぎながら腰を動かす
僕のペニスは完全に勃起し、アナルからは腸液を垂れ流していた
「っ、だめ、だめ、」
ぼーっとする頭で最後の理性を振り絞って先輩から離れようとするが、先輩は僕を抱きしめ結合を深めると奥深くへ欲望をぶちまけた
腹の奥が熱く重くなるのを感じながら僕の意識は飛んでいった
目を覚ますと自分の部屋に居た
スマホで日にちを確認すると、気を失ってから1日しか経っていないが発情期中の体の火照りは感じない
先程は先輩のラットに当てられて起きたヒートだったのだろう
ではなぜ、先輩はラットを起こしたのか
重だるい体を起こし、リビングに向かう
リビングに居たのは、両親だけで秋音の姿は見えなかった
今はそれで丁度良かったのかもしれない
僕は両親に話があると声をかけ、想いを告げたのだ
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