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『旅行』3

流石に子ども達と同じ部屋で致す気は起きないので、寝室から出て主室を通り過ぎ広縁まで向かう 広縁に置かれたソファ座らされ、急くように浴衣を剥かれた 下着も脱がされ露わになった俺の尻に拓馬さんが顔を埋めるとぬるり、と滑った感触がした 思わず出そうなる声を殺し、拓馬さんの頭を押しやるが反対に舌の動きを激しくされて遂には中まで舐められた 「っひ、」 唾液でベタベタのそこに指も入ってきて中を拡げようとするその動きに身悶える 子ども達が起きてくるのが心配なのか、愛撫もそこそこに硬くなったペニスがアナルに当てられる 久しぶりの行為を途中で止めるのは俺も嫌なので、拓馬さんが挿入しやすいように力を抜いて腕を背中に回した 「あっ、ん」 性急に慣らされたそこは拓馬さんの大きなモノを受け入れるのはまだ早く、少し痛みを感じたが拓馬さんはこの旅行のために準備をしていたようで密かに持ってきていたローションをふんだんに使いゆっくりと腰を進めてくれた 拓馬さんのペニスが全て体に収まり、馴染んでくると次第に痛みも引き拓馬さんと繋がれた喜びが体を包み込む 「ごめん、痛かったろ」 「大丈夫、嬉しいから。…動いて、沢山して」 自分から強請るのは少し恥ずかしくて拓馬さんの胸に顔を隠す様に抱きつく 拓馬さんは息を呑むと再びごめん、と口にして律動を始めた 拓馬さんのペニスが俺のいいところを擦る度に声が上がりそうになるのを手を口に当てて我慢していると、手を取られ舌を絡める濃厚なキスをされた 舌を絡めたまま腰の動きを激しくするため、酸欠と与えられる快感で頭がぼーっとして何も考えられない 段々と足先から震えが伝わっていき自分の限界が近いことは分かった ごりゅ、と拓馬さんのペニスが前立腺を深く抉ったことをきっかけに俺は体を震わせ絶頂したのだった 「っ、穂積、愛してる」 拓馬さんも俺の締め付けに堪えられなかった様でより一層腰を強く押し付けられ、ゴム越しにペニスが脈打ったのを感じた

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