13 / 124

第13話 兄リュードsideお仕置きは口づけと共に※

すっかりリオンに煽られた私は、堪えきれずにリオンの艶やかな赤い唇に自分のそれを重ねる。 リオンのしっとりと甘い唇は何度かは軽く口付けたことはあったけれど、情欲のままに重ね合わせたことは無かった。 その事実と甘い喘ぎ声にすっかり煽られた私は、リオンの口の中を執拗に犯してしまった。 もちろん怖がらせない様に優しくではあるけれど。 私が1番怖いのはリオンに嫌われる事なので、リオンがついて来れる様にゆっくりとまだ狭い甘い柔らかな粘膜を楽しんだ。 もちろん一緒に身体をなぞっていくのも忘れずに。 声を出させないと口付ける理由が無くなってしまうからね。 最初は小さな立ち上がりだけだった可愛い乳首は、何度も触れたり摘んだりしてるうちに、硬く充血してその存在を主張している。 あぁ、扇情的が過ぎる。 早くその色づいた乳首を思う存分貪りたい。 時々息をつかせるために唇を離しながら、リオンの様子をうかがってみる。 息も絶え絶えで汗ばんだリオンは、唯一ローブに隠れた身体の中心も未熟ながらも僅かに立ち上がり始めている様だ。 リオンはまだ精通は来ていないだろうけれど、私の経験から言うと他の誰よりも敏感に反応している。 こんなに可愛くて敏感だなんて、やっぱりリオンは私を殺しに来ている…。 リオンの動きが止まってきてる事に気づいた私は一度に深追いするのも得策では無いと今日はもう終わりにする事にした。 ぼんやりとしたリオンが私を目で追っているのを確かめながら最後に硬くなった乳首を唇で挟み込んで音を立てて一度づつゆっくり吸った。 可愛い音がする度に、リオンが全身をビクつかせて耐えられない様に甘やかな喘ぎ声をあげる。 その度に私も自身の昂りからヌルついた先走りがビュっと出るのを感じた。 あぁ、本当にリオンは私を熱くさせる…。 疲れてしまったのか、リオンはすっかり寝息をたててぐっすりと眠ってしまった。 私はリオン自身の甘い香りと、興奮してじっとりと汗ばんだリオンの鎖骨を舌先で堪能しながら、膝立ちでリオンを跨いだ。 ヘソまでいきり勃った私の剛直をゆっくりと何度か撫であげる。 先走りでぐっしょりな昂りは、リオンを見下ろしながら甘やかな感触の口の中を思い出すだけであっという間に追い立てられて 息をこらえながら手の中にビクビクと白濁を吐き出した。 それを何度か繰り返してしまい、我ながらちょっとおイタが過ぎるなと賢者タイムに少々反省した。 私の愛用する香油の香りを漂わせながらリオンをしっかり拭ってやったのだった。

ともだちにシェアしよう!