僕は震えて泣きじゃくっているリオンを強く抱きしめた。 リオンは相変わらず僕よりずっと華奢だったけれど、ぎこちない気持ちで距離を置いていた期間に確実にしなやかに成長をしているのを感じた。 僕の知らぬ間に、僕の知らないリオンになってしまうのが酷く恐ろしく感じた。 こんなに近くにいることを、僕の腕の中居ることを、なぜ僕は当たり前だと思い込んでいたんだろう。 それは少しのすれ違いで簡単に失ってしまうことだったのに。 僕は少し泣いていたのかもしれない。自分が発した声が揺らいでいたから。 「リオン、仲直りしたい。僕はいつだってリオンを甘やかして、蕩けさせてあげたい。いい？」 リオンは青い海の底の様な潤んだ瞳で僕を見つめるとゆっくり頷いた。 狭い口の中に僕の熱い舌を押し込んで柔らかい粘膜を丹念に撫で上げると、リオンの身体の力が一気に抜けるのがわかった。 僕は仰向けになったリオンの首筋の甘い香りを堪能しながら、滑らかな肌に口づけながらゆっくり降りていった。 鎖骨を唇で挟んで軽く吸うとリオンは吐息を漏らしてビクッと震え胸を突き出した。 目の前には焦がれてならなかったリオンの甘い果実がさらけ出されていて、僕は喉を鳴らしてむしゃぶりついた。 口の中に吸い込み、舌で撫であげ、軽く歯を当てて摘んだり、僕は口の中をくすぐる硬い果実に夢中になった。 「ん、んっ。あぁ…いやっ、気持ちいぃっ。ああぁっ。」 リオンの嬌声は僕をますます昂らさせて、身体が熱くて堪らなかった。 悶えるリオンの身体をなだめるように手のひらで身体を撫でながら、もう片方の手で空いてる小さく立ち上がったちくびをゆるゆると摘んだ。 「んあっ、ああっ！ちくび気持ちイイ！あぁ、もっと吸ってっ。」 リオンは卑猥だ。夢中になると僕が止められなくなるほどに煽るように、感じたままに口にする。 それがどんなに僕を昂らせるか知ってるんだろうか。 僕の昂りは先走りでボンクスをぐしょぐしょにしてて、僕たちのまとった湯上がりローブはいつの間にか僕のベッド下に落ちている。 リオンのボンクスも濡れているのを見て、僕は両手でゆっくりと脱がせて行った。 リオンのそこはまだ誰も踏んでいない真っさらな雪の平原のように綺麗だった。 半分立ち上がって揺れた昂りはリオンの身体に合った可愛い大きさで、僕は目が離せなかった。 リオンは僕がそれを凝視してるのを蕩けた眼差しで見つめると、恥ずかしくなったのか隠す様に膝を持ち上げた。 僕は思わずリオンの腿を割って身体を押し込むと、腰を両手で掴んで跪き、リオンの昂りに口づけた。