『私を信じてくれるかい？』私の祈るような懇願に、リオンは浅く息をつきながら私を振り返り見てゆっくり頷いた。 「…リオンのここはとても綺麗だけれど、気持ちイイ隠れんぼを見つける時に、もっと綺麗になる香油を使うよ。 リオンもそれなら気にならないよね？」 私はリオンに決して嫌な思いをさせたくなかった。 リオンがもう一度頷くのを確認すると、吸い付くような感触のお尻を舌先で舐めたり、口づけながらゆっくり腿を引き立たせてお尻を少しだけ高く持ち上げた。 用意してあった香油を手のひらで温めると指先に塗り付け、膝立ちしてよく見えるようになった谷間をゆっくり大きく撫で回した。 リオンはビクビクッと震えつつも少し緊張しているようだった。 「リオン、先ずはこの蕾やその周りをマッサージしていくね。」 何をされるか分かったせいか、リオンはフッと力を抜いた。 私はリオンに軽く覆い被さって、左手で乳首を摘んだり撫でさすって、右手で蕾や袋までの丘を香油を塗り付け柔らかく揉んでいった。 そしてゆっくり窄まりのシワを一本づつ伸ばすように香油を馴染ませて、その蕾の中に指をゆるゆると浅く入れたり出したりした。 指の動きが馴染んできたのを感じて動きを早くすると、部屋にぬちゃぬちゃといやらしい音が響いて、それと同時にリオンの喘ぎ声に艶っぽさが乗ってきた。 窄みに締め付けられる指を引き抜いて、お尻を突き出させるように腰を両手で掴むと、今度は優しくお尻の谷間に口付けた。 「あっ、んんっ。そんなっ、うぅ。あああっ。」 「気持ちいいかい、リオン。気持ち良かったら…イイって言うんだよ。」 「んあっ。わ、わかんないっ。あ、あっ、ぁあっイイっ、そこっ、気持ちイイっ！」 私が舌を尖らせて窄まりの中にゆっくり押し入ると、喘ぎ声は更に大きくなった。 ちゅぱちゅぱと深い口づけのように執拗にそこを蹂躙するとリオンはビクビクと身体を震わせて強く感じているようだった。 私はリオンの感触と情欲の匂いと喘ぎ声、そして悶える痴態にすっかり煽られていた。 腰が熱く燃えるようで、へそまでビンと猛り切った昂りを無意識にシーツに擦りつけていたようで、濡れているのを感じた。 右手の人差し指と中指でたっぷりと香油をすくい取ると、私は喉を鳴らして時間をかけて奥まで吸い付く窄まりの中に中指を押し込んだ。 窄まりの中でぐるりと熱い粘膜をやわやわと擦り上げると、リオンは高い嬌声を上げながら一瞬ビクッとのけぞった。 指先になだらかなコリコリとした場所を感じて、その場所を何度も優しく撫でた。 「あああっん、気持ちイイ！んっビリビリするぅ。ああっおにいさまっ、もうっダメっ、変になっちゃうっ」 リオンはビクビクと身体を身悶えさせながら嬌声が止まらない。 パクパクと開いたり閉じたりしていた窄まりは、もはや動かすのも難しいくらい指をギュウッと締め付けていてリオンの限界を教えていた。 私も指先の締め付ける感触やリオンの乱れる様を見ていると、へそまで猛々しく立ち上がり先ほどからビクビクしている昂りから白濁が出てしまいそうだ。 私の情欲に濡れた夢はここまでだった。私は匂う様な夢のせいでボンクスをぐっしょりと濡らしていた。 やるせない気持ちに苦笑しながらベッドから起き上がったが、生々しい夢にすっかり煽られた私は身体が熱くて冷めそうもない。 私は部屋の窓を開けて、夜風を顔に受けながらぽっかりと浮かぶ月を見つめた。