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第121話 ユアside淫らなリオンに酔わされて※
リオンが俺の猛り切った剛直を小さな口と細い指で愛撫しているのを見つめているだけで、ますます息が荒くなってしまうというのに、リュード様がリオンの後ろに口づけた。
眉を顰めてリュード様の与える快感に耐えながら、リオンは美味しそうに俺の昂りの丸みを舐めすすった。
リオンの痴態と気持ち良さに煽られて思わず呻くと、リュード様は俺たちをチラッと見て口元を上げると今度は指を使ってリオンを責め始めた。
リオンは嬌声をあげながら、腰を大きく揺らしてビクビクと震えた。
俺はリオンの髪の手触りを楽しむ様に手を這わせて、小さくて形の良い耳を撫で回した。
リオンはブルリと身体を震わせて、俺を仰ぎ見た。食い入る様にリオンを見つめる俺と目が合って、リオンは紅潮した顔をますます赤らめて、俺の昂りを舐め上げながら俺から目を逸らさなかった。
リオンの淫らさに一気に煽られた俺は、自分の昂りが太く硬くなったのを感じながら気持ちよさで大きく喘いだ。
リオンは夢中になって俺にむしゃぶりついて、どんどん煽られて目の前がチカチカする様な気持ちよさを感じて逝ってしまった。
腰を何度かビクつかせてリオンの口に無意識に押し込むと、リオンは少し苦しげにしながらも喉を鳴らして俺の白濁を飲み込んでいった。
俺たちが逝ったのを見届けると、リュード様は震えるリオンの腰をガッチリと掴むと臍まで立ち上がった濡れた剛直を一気に突き入れた。
リオンの長い嬌声が部屋に響き渡り、リオンの美しくも卑猥な昂りからは何度目か分からない白濁が少し飛び出たのが見えた。
俺はリュード様に合図するとリオンを抱えて、汗ばんだ首すじの香りを楽しみながらリオンの胸の硬くなった尖りを愛撫した。
リオンは後ろからリュード様にゆるゆると良いところを突き上げられて、息も絶え絶えで、そんなリオンは淫らでひときわ美しかった。
「あぁっ!いかせてっ、もうダメっ!あああっん!」
切羽詰まったリオンが鳴き始めると、リュード様は激しく動き出してリオンを追い立てて行った。
俺はそんな二人の痴態に煽られて、さっき出したばかりの昂りはビンビンに反り返っていた。
リュード様に突き上げられるリオンの動きに合わせて、俺とリオンの猛り切った昂りを一緒に握りしめた。
手の中で突き上げられて擦り合わされるその気持ち良さに俺も喘いだ。
高まったリオンが後ろも酷く締め付けた様で、舌打ちしたリュード様が余裕なく激しく腰を振り続けた。
リオンの叫び声と共にリュード様が腰をグイっグイっと押しつけて果てた。俺も続けて呻きながら白濁を飛び散らせた。
リオンはぐったりと俺に倒れかかると、ゆっくり目を閉じた。
結局、しばらく目を閉じてたリオンが俺たちの可愛がりに目を覚ますと、今度は俺の突き上げに責め立てられて声が出なくなるほどに喘ぎ続けることになった。
三人が眠ったのは、もう夜が白々と開ける頃だった。
俺はすっかり深い眠りに落ちているリオンの寝顔を見つめながら、明日はリオンにもセブにも怒られそうだなと困ったような嬉しいような、くすぐったい気持ちで頬に口づけた。
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