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第29話
カメラオブスキュラは視聴覚室。
麻生のヒントを理解し一路目的地をめざす。
視聴覚室は特別教室が詰まった旧校舎二階に位置する。
硬質に靴音響く渡り廊下を経て再び旧校舎へ乗り込みひた走る。
吐く息が小刻みにちぎれ弾む。
肺活量はとっくに限界をこえてる。
だからって立ち止まってる暇はない。麻生が呼んでる、行かなくちゃ。
使命感なんてご立派なもんじゃない。
義務感なんて堅苦しいもんじゃない。
ただそうしたいからする、腹の底から噴き上げる激情に駆り立てられがむしゃらに足を蹴りだすだけだ。
後ろから疲労に足縺れさせ敷島がなんとかついてくる。四十路ごえの中年教師にゃ激しい運動はしんどいだろうと同情するも足はゆるめず加速する。
加速、加速、前進。目的地が見えてくる。
「あれだ!」
興奮のあまり、叫ぶ。息が濃霧と化し大気中に拡散していく。前方、視聴覚室のプレートが出ていた。教室名を掲げたプレートを道しるべにラストスパートをかけ直線の廊下を一気に駆け抜ける。両手を水平に引き戸を開けはなち、なだれこむ。
「麻生、いるのか、隠れてないで出て来い!!」
借金取りさながらの剣幕で怒鳴り散らし、大股で踏み込み、突っ切る。視聴覚室はがらんとしていた。人が隠れてる気配はない。
整然と並ぶ机と椅子、採光を遮断する漆黒のカーテンが厳重に張り巡らされてるせいで一層閉塞感が強まり闇が濃厚にわだかまる。
「ほ、ほんとうにここで間違いないのかね、麻生君が示した目的地は……」
遅れて到着した敷島が呼吸を整えつつ問うのに、教室内をくまなく移動し異状を調べつつ答える。
「カメラオブスキュラはラテン語で暗い部屋、転じて光学装置をさす。学校で投影機材が備わってるのはここしかない。秀才の麻生なら当然知ってるはず、知ってて俺をおびきだしたんだ。視聴覚のカーテンは黒い、窓をすっぽり覆っちまえば暗室のできあがり」
「ポジが反転してネガになる、か」
「そういうこと」
顎先で頷く。敷島が顎に滴る汗を拭い懐中電灯を動かす。光の円盤が手前の床から向こうへと走る。
懐中電灯の薄ぼやけた光が床を走査するも異状は見当たらず拍子抜け。
息を殺し、石灰質の沈黙が押し被さる暗闇の中五感を鋭敏に研ぎ澄ませ気配をさぐってみるも、第三者が潜伏してる様子はない。
「麻生、返事しろよ!どこに隠れてんだよ!」
苛立ち、叫ぶ。これまで堪えに堪えてきた怒りが一挙に噴き上げ、制御不能の感情が暴走する。俺は推理に自信をもってる、ヒントから合理的に解釈するならカメラオブスキュラは視聴覚室をほのめかしてるはず、けれども机の下にも教壇の下にも麻生はいない、隠れてない。
「あの野郎………ッ」
こめかみの血管が熱く脈打ち血を送り出す。
またか、また空振りか、これで何度目だ。何度も何度も何度も、きりがねえ。
奥歯を噛み縛り、力任せに手近の机を蹴り上げ椅子を引き倒す。
「聞いてんのか麻生、いるならとっとと出てこい、ひとおちょくんのもいいかげんにしやがれクソメガネ!!本当なら俺は今頃炬燵でぬくぬく丸まって紅白見てるんだよ、こんな所にいねーはずなんだよ、お前が呼び出したからわざわざ来てやったんだよ、学校全体舞台にした規模でっかすぎな隠れんぼに付き合ってやってんだ!それをお前はなんださんざおもわせぶり仄めかして人を走り回らせて、またか、まだなのか、まだ終わんねーのか悪趣味なゲームはよ!!!」
怒号は壁に跳ね返り、虚空に吸い込まれる。
視聴覚室の壁は音楽室防音仕様となってる。ここなら声が漏れる心配もない。性悪メガネ、エセ優等生、陰険策士、エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ……小説と漫画とテレビで蓄えた悪態の語彙を総ざらいし、俺をこの馬鹿げたゲームに巻き込んだ黒幕を口汚く罵る。
床と激突した椅子が騒音をたて、机が乱雑にずれ、列が崩れて混沌の相を呈す。
「ここか、ここかよ、隙間から盗み見てほくそえんでんのかよ!?」
猛然と窓辺に駆け寄り、カーテンを割り開く。ちがう、舌打ち。ここもちがう、ここもちがう。人一人分隠れる場所はほかにない。焦慮に駆られ狂乱来たす俺を、敷島は懐中電灯を持て余し、呆然と見守っている。
「隠れんぼか?鬼ごっこか?どっちもでいいよ畜生、高校生にもなってこんなガキっぽい……」
携帯が鳴る。もう慣れっこだ。心臓もだいぶ図太くなった。
暗闇の中、突如鳴り響く着メロに逆に落ち着きを取り戻す。頭から冷水を浴びせかけられたように血が下りてくる。
カーテンの襞をかきわけ捌き、布地裏の闇に手を突っ込んで懸命に何かを掴もうとして、頬をぶたれたように正気に戻る。
「―もしもし」
自分でも意外なほど、おそろしく低い声が出た。
『箱の中の猫を知ってるか?』
汗でぬめる手をズボンの横で拭き、机に腰掛け携帯を握る。
「量子論の猫の話?」
『シュレーディンガーの猫は物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーが提唱した量子論に関する思考実験、パラドックスの命題。箱を開けてみるまで猫の生死はわからない』
「俺は生きてるぜ、暗い箱の中で」
『箱を開けてみなきゃな』
「箱?」
こんな時だってのに、機械を介した声は憎たらしいほど落ち着いてる。
『放射能で汚染された箱に猫を閉じ込める。普通猫は死んでると思う、けれども猫の生死は実際箱を開けてみるまで分からない。……たとえば、秋山。俺たちは今、手の中にすっぽり入る小さな箱で連絡とりあってるけど、この先電波が途切れたら……もし俺かお前か、どっちかが電源切っちまったら、互いが生きてるかどうしてわかる?』
「……むずかしーこと聞くなよ」
『携帯が切れたら箱の中の猫と同じ、互いの生死を知る術もない。お互いの中から消えちまうってことだ』
「哲学問答はシュミじゃねえ」
麻生の言うことは難解すぎてよくわからない。自慢じゃないが、俺はばかだ。そりゃもう大馬鹿野郎なんだ、友達がここまで追い込まれてるのに今の今まで気付けなかったんだから。
悔恨が底なし沼のように胸に広がる。
携帯を握る手に力がこもる。
祈るような気持ちで麻生の声に、縋る。
『ピースはもう出揃ってる』
「あとは組み立てるだけか……簡単に言うな」
『組み立てる時間は与えた。その為の運動だ』
校内にばら撒かれたパズルのピース。
巧妙に仕掛けられた罠。
教室、部室、美術室、放送室に残されたヒント。
深呼吸し、目を閉じる。麻生は俺を試している。俺が正解に辿り着けるか否か、どの程度正解に近い場所にいるか、探りを入れている。
挑発。挑戦。純粋な好奇心、疑問。
『お前の考えを聞かせてくれ』
思考を柔軟に。固定するな。先入観を排除しろ。
答えは目の前にある。
パズルのピースは出揃っている。
電話を受けてからの麻生の言葉をひとつひとつ回想する。
ジャージのポケットをさぐり、ぐちゃぐちゃになった切り抜きと部誌をとりだす。
教室と部室で入手した切り抜きに目を凝らす。
神奈川の女子高生レイプ事件、鳥取の男子高生いじめ自殺。一見接点のないふたつの事件。
「木を隠すなら森の中」
携帯の向こうから沈黙が返る。
気にせず続ける。
「俺の言葉で閃いたんだろ」
麻生が風邪で倒れた日、戯れに出題したクイズを思い出す。
消えた凶器の謎。正解は氷。窓ガラスの破片に混ぜてしまえば見分けが付かなくなる。
「ずっと不思議だったんだ。一方は今年おきた女子高生レイプ事件、一方は十五年前のいじめ自殺。場所も年代もちがう、被害者に接点はない。なら加害者は?却下。最初、この記事で梶に爆弾送り付けた動機をほのめかしてるんじゃないかって思った。でもちがった、梶は六年前からずっとこの学校にいる、異動の経験もない。それに……仮に梶が両方の事件に関わってても、お前が復讐買って出る動機はさっぱりないわけだ」
『社会正義に突き動かされて』
「笑えねー冗談」
鼻先で笑い、手にもった記事を翻す。
「俺は勘違いしてた。記事の裏を勘繰りすぎた」
二枚の記事をよくよく見比べて、漸くわかった。
一呼吸おき、意を決し、まずは空白に二片のピースを当て嵌める。
「重要なのは、名前だ」
《女子高生に関係強要 神奈川の高校教師逮捕
今月二日、神奈川県立A高校の国語教師、座間誠二(27)氏が強制猥褻罪で逮捕された。
調べによると座間容疑者は三ヶ月前、補習で残された女生徒Aさん(17)に暴行を働き、予め教室に仕掛けていたビデオカメラでその模様を一部始終撮影。盗撮した映像でAさんを脅迫し、数ヶ月間関係を続けていた。
座間容疑者は同校に赴任した二年前から、他の女生徒に同様の行為を繰り返しては卒業後もビデオで脅し関係を迫ったり、金銭を脅し取ったりと、悪質な行為を繰り返していた事が発覚。
容疑者の自宅からは行為の様子を撮影した大量のビデオテープが押収された。
警察は卒業生に事情を聞くなどして余罪を厳しく追及していく方針である》
《鳥取の男子高生 学校の屋上から飛び下り自殺 原因はいじめ?
今月十八日、鳥取県立某校一年の神崎圭君(16)が学校の屋上から飛び下り自殺をした。現場に残された遺書によると圭君は同級生数名からいじめを受けていて、それを苦にした自殺だという。
いじめは同校に入学した四月より始まっていた。
殴る蹴るの暴行を受ける、上履きや体操着を隠される、トイレに連れ込まれ便器に顔を突っ込まれるなど、内容は極めて悪質陰湿。数十回におよぶ恐喝で三十万もの大金を巻き上げられたともいい、警察はいじめグループの主犯を近日事情聴取する予定。
なお教諭は圭君から相談を受けたことはなく、いじめの存在にも気付かなかったと証言している》
全文を早口で引用し、唇を舐め、息を継ぐ。
「レイプ事件の加害者は座間誠二。いじめ自殺の被害者は神崎圭」
『圭ちゃん』と高熱に浮かされた麻生は口走った。
看病にあたる俺を大切なだれかと見間違えて。
「座間誠二。神崎圭」
『それがどうした?』
「肖像画のイニシャルはZ.K。Zで始まる苗字が珍しかったら記憶に残ってる」
『………それで?』
「Z。珍しい苗字だよな。ぱっと思いつくのは雑司ヶ谷、蔵王、座頭市……」
『座頭市は苗字じゃない』
「黙って聞け。……座間」
沈黙。
「日本人がイニシャルを彫れば苗字が最初に来る。肖像画を見てそれがひっかかった。ザ行から始まる苗字なんて珍しい、自然限られてくる。ところが偶然にも、レイプ事件の犯人も日本じゃごく少数のイニシャルZだ」
『続けろ』
「美術室の肖像画は屋上から飛び降り自殺した生徒が遺したもの。六年前、ミス研が発行した部誌じゃ七不思議が食い違ってた。当時は美術室の怪がなかった。何故?涙を流す絵の怪談は、ここ六年以内に加わったから」
『続けろ』
「六年前に飛び下り自殺したイニシャルZ.Kの在校生。お前が寝言で口走った『圭ちゃん』。決め手の放送ですぐ気付くべきだった、でも気付かなかった、ノイズが酷くって……一連なりの音として聞いていたせいで、ザマケイが人名だと気付かなかった。とんだ間抜けだよ、俺は。ザマケイ。座間圭。レイプ事件の加害者といじめ自殺の被害者を組み合わせたら、同じ名前が浮かんでくる」
『……………』
「木を隠すなら森の中、そう教えたのは俺だ。名前を隠すなら名前の中。そうだろ?」
『……………』
「お前が意味のないことするはずない。美術室のど真ん中、目に付く場所に肖像画が出してあったのにもちゃんとわけがある。イニシャルZ.Kの本名は座間圭、六年前に飛び降り自殺した生徒。そして、たぶん……」
携帯を強く、強く握り締める。
息を吐く。
「お前が口にした『圭ちゃん』と、同一人物だ」
おそらくは、お前が殺した人物と。
物理的な重圧さえ感じさせる長い沈黙。麻生の答えが返るまで、俺はひとり、推理を紡ぐ。
「あの記事を採用したのも無関係じゃない。俺の想像だけど、あの記事が告発だって発想は、たぶん半分は正しかった。座間圭は六年前、学校の屋上から飛び降り自殺した。記事の少年と同じ死に方だ。そして麻生、お前は……」
言葉が吐息に紛れ、消える。
傍らに立った敷島が、懐中電灯をもった手を力なくたらし、愕然と俺の口の動きに見入っている。
「一枚目の記事とも、無関係じゃない」
二枚の記事は二人分の告発だった。
一言絞るたび、胸がずたずたに切り刻まれるようだった。
腰掛けた机から固さ冷たさが染み、全身が凍て付く。
返事が来るのを辛抱強く待ちながら足を棒にして辿り着いた結論を反芻する。
一枚目の記事では殺人を犯さざる得なくなるまで追い詰められた現状を訴えていた。
二枚目は故人の代弁だった。
座間圭と麻生にどんな繋がりがあるのかわからない。
「圭ちゃん」と呼ぶのだから親しい間柄だったのだろう。
六年前、座間圭が自殺した当時、麻生はまだ小学生。
体格と腕力の不利を顧みても高校生を殺せるか半信半疑だが、背中から一突きするなり不意をうてば、あるいは死に至らしめるのも不可能じゃない。
座間圭の死は自殺として処理されたが動機は今だ不明、遺書ものこされてない。
六年前、自殺として処理された座間圭を、当時小学生だった麻生が殺したとしたら。
学校の屋上に呼び出し突き落とし、自殺に見せかけて殺したのだとしたら。
六年前の真相を梶に掴まれ、警察にばらすぞと脅され、意に添わぬ関係を強要されていたとしたら……。
麻生は過去の亡霊に追い詰められた。六年前に死んだ圭ちゃんが梶の姿を借りて甦ったのだ。麻生がこの学校に進学したのは座間圭の死が理由かもしれない、罪悪感が進路を選ばせたのかもしれない。以前から不思議だった、麻生の成績ならもっと上を狙えたのに何でわざわざ五駅も離れた不便な高校を志望したのか疑問だった。
だがもし六年前から座間圭に呪縛されてるとしたら筋は通る。
犯人は現場に戻る。
「……梶に、脅されてたのか」
座間圭ってだれだ?
お前が殺したのか?
どうして殺したんだ?
聞きたいことは山ほどあった。
麻生と座間圭の関係、座間圭の自殺の真相、梶の脅迫の真相……だが、聞けない。
過去の殺人をネタに脅され、誰にも相談できず、ひとり悩みに悩みぬいたあげく第二の殺人を犯したのだとしたら。
あんまりにも、救われない。
『……ザマケイが人名だと気付かなくてもおかしくない』
長い長い不安定な沈黙を経て、なげやりな調子で言い放つ。
「ドラクエの呪文かとおもった」
『お前らしい』
麻生があきれて笑う。俺も笑う。泣き笑いに似て顔が歪む。
『普通人名だと思わないよな。いつから気付いてたんだ』
「放送かかって、お前の電話受けてから。ぎりぎりまでわかんなかった。さっきの電話で、色々思い出して……お前が美術室の窓ぶち破って乗り込んだこととか、自転車二人乗りしたこととか、廃工場で色んな話したこととか、神保町とか、マンション泊まった日とか」
『ああ』
「……書き置きとか。喧嘩とか。酔っ払って、俺、先にダウンして」
『迷惑だった』
「三者面談の日、一緒に帰って。洟、かんでくれて。めちゃくちゃいやそうな顔して」
『次はない』
ある。
「風邪ひいて休んだ時、見舞いにいって……聡史ふたり、看病して。粥作って」
『余計なお世話だ』
治リマスヨウニ。
治リマスヨウニ。
治リマスヨウニ。
「―寝言、思い出して。瞬間、ピースがカチリと嵌まった」
圭ちゃん。ザマケイ。座間圭。熱にうなされた麻生が求めた大切な人、俺じゃない誰か。もういない人間。
六年前、麻生が殺した少年の名前。
それまで抑圧していた激情が毛穴から噴き出し、ひしぐ握力に携帯が軋む。
「……誰なんだ、座間圭って。どういう関係なんだ。さっきの放送、盗聴して録音したの、ノイズ混じりの酷い音声、あれ、梶とお前なのか?梶のヤツお前を脅してたのか、お前になにさせてたんだ、六年前の事件のことで脅してゆすって、お前に!!」
『知りたいのか?』
「ここまで首突っ込んで引き下がれるか!!」
『後悔しないか』
試すように嘲るように。
俺は、真相を知らなきゃいけない。麻生が二枚の記事と座間圭の絵に託した意味の重さを知らなきゃいけない。
見て見ぬふりを決め込んだ俺の無神経が麻生を追い込んだ、俺は麻生を見殺しにした、西日さす放課後の図書室に麻生をおいて逃げ出した、だから今度は逃げない、逃げてたまるか、どんな残酷な現実残酷な真実が待ってたってー……
相対し、直視する。
『最前列、右から三番目の机の中』
携帯から指示が出る。息を呑み、従う。
携帯を持ったまま机からとびおり、教えられた机の中をさぐれば、固い異物感。
「………テープ」
『知りたいんだろ?』
麻生が耳元で囁く。
『かけてみろ』
「先生、スクリーンをおろしてください」
「秋山くん、」
「はやく」
抑えた声で命じる。
敷島が込み上げた言葉を飲み込み、正面に巻き上げてあったスクリーンをおろす。
カシャンと音がし、壁一面の黒板を完全に隠す巨大スクリーンが出現。
ぎこちない動作で歩き、映写機に付随した再生装置にビデオテープをセットする。
傍らに跪き映写機の位置と角度を調整、テープの映像をスクリーンに投じる。
暗い部屋、カメラオブスキュラの中、正面におろされた巨大スクリーンに拡大された映像が浮かぶ。
闇の中おぼろに光を放ち、スクリーン狭しと上映されたのはー
悪夢だった。
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