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第4話
「君がアルくん?」
「…はい」
SNSで知り合った俺より7歳年上の社会人
仕事帰りなのかスーツを着た彼、恭平 さんはニコリと笑うと俺の腰に腕を回した
「行こうか。レストラン、予約しているんだ」
「え、でも。俺、お金ないし、こんな格好…」
「俺が勝手に予約したんだから、お金はいらない。それに、ドレスコードのない店だから大丈夫」
恭平さんが腕を回したまま歩き出したので俺も着いていくしかなくて
戸惑いながらも共に足を進めた俺に、恭平さんは楽しそうに笑った
恭平さんは側に停めていた高級車に俺を乗せ、本当にレストランに連れて行ってくれた
お高そうなその店に気後れしていたが、恭平さんがエスコートして会話を振ってくれたおかげで段々と緊張も解け、普段は食べられない高級食品が乗った食事を楽しむことができた
恭平さんは料理の美味しさに感動する俺を見て、何が楽しいのかニコニコと微笑んでいた
食事の後慣れたように俺の分まで会計を済ませた恭平さんにこの上のホテルを取っているから、と言われ驚いたが元々そのつもりで会いに来ていたため大人しく着いて行く
広くて景色のいいその部屋に見惚れていると、風呂を勧められる
遂に渉以外の男性と体を重ねるのかと緊張していたが大人の余裕というのか、焦りを見せない恭平さんに流されているうちに気がついたらベッドの上にいた
普段渉は俺の体を慣らさない
中学の時から渉とのセックスしか知らない俺は、セックスとはそういうものだと思っていた
だから、体を伏せられアナルを舐められた時は激しく動揺した
排泄する箇所を舐められるなんて思ってもおらず、抵抗する俺のペニスをその長い指で扱かれると途端に力が抜けていく
ペニスを扱かれながら、アナルの中に舌を入れられ舐めしゃぶられると恥ずかしさと気持ちよさでどうにかなりそうだった
あっという間に精を吐き出した俺を恭平さんは解放してくれず、それどころか唾液を送るように中を舐め解されて指を挿し込まれた
唾液のおかげで痛みはなくて、指で中を掻き回される感覚にまた喘いだ
今まで知らなかった、男が中で感じる場所だという前立腺をいつの間にか増えていた三本の指でこねくり回され、揺さぶられると全身が痙攣しダラダラとペニスから精液混じりのカウパーを溢し感じてしまった
「気持ちよさそうな顔しちゃって、可愛い」
恭平さんのペニスが挿入される頃には俺の体はグズグズで、奥まで挿れられた途端ペニスを締め付け果ててしまった程だった
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