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第8話 僕の心臓が爆発しそう※

さっきから心臓がドキドキし過ぎて、死にそう…。 僕は自分からリョウの首に抱きついてしまった事も、お尻を洗ってもらったことも、恥ずかしいやら、自分が自分じゃ無いみたいで、そう、混乱していた。 それなのにリョウはどんな僕でも愛しくて、好きだなんて言うんだ。そんな甘い顔して囁かれたら、落ちない方が難しいよ。 僕の中にあった、恋愛は女の子とするものという常識は確かに存在していたはずなのに、僕の心臓は正直だ。 今までの人生でこんなに胸がドキドキして、何ならギュッと苦しくなることあったかな? 高校時代のバイト先で知り合った女の子とのキスでも、そこまでときめかなかった。 友達以上の好意は持っていたけど、『彼女っぽい人がいる』ということの方が大事だった気がする。それは彼女の方もそうだったみたいで。僕といると楽しいけど、男を感じないとか言われて簡単に友達に戻った。 今だって、リョウに触れられたちくびが、もはや単なる飾りではなくて、性的アイテムになってしまった。ああ、こんなに感じて大っきくなったらどうしよう。プール行けなくなっちゃう。 僕があちこちに想いを飛ばしてると、リョウは僕の首元でクスリと笑って言った。 「考えはまとまった?俺、もう待てないんだけど。たっくんをベッドで可愛がりたい…。」 僕は急に現実に引き戻されて、立ち上がった昂りをズクリと震わせた。 リョウは嬉しそうに僕の顔を覗き込んで言った。 「たっくん。信じられないくらい気持ちよくしてあげるね…。」 そう言うと手慣れた仕草で水気を拭き取ると、僕をひょいとたて抱きにしてベッドへ連れて行った。いい大人なのに抱き上げられるとか、どーなの。僕だってそんな小さいわけじゃない。171cmはあるんだ。 僕がむくれているのに、リョウは僕を抱えたままベッドに腰掛けた。僕はリョウの膝の上で両足を開いて向き合っていた。 この体制が、僕の昂りがリョウの大きな剛直に触れるたびにゾクゾクして喘いでしまうのが恥ずかしくて、僕はリョウに顔を見られないように首にしがみついた。 リョウは僕の耳元で荒く息を吐き出しながら囁いた。 「たっくん、俺だってたっくんを怖がらせないように凄い我慢してるのに。…可愛すぎてどーにかなりそう。ね、顔見せて。キスしたい。」 僕はリョウの言葉に抗えなくて、少し腕を緩めた。リョウは僕の顎をがっしりと掴むと、思いの外激しく口づけてきた。僕の舌を長い舌で絡めとりながら、出したり入れたりするのが、妙に卑猥で僕は掴んだリョウの肩に指を食い込ませた。 リョウは僕のお尻を両手で撫でながらジェルをつけてゆっくりと割り開いていたのか、気づくと僕の柔らかく準備された窄みにリョウの大きなヌルついた昂りが押し当てられていた。 「…たっくんのここ、ヒクヒクしてる…。たっくん自分からゆっくり入れてごらん。」

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