ヌチュヌチュといやらしい音を立てて、俺が押し付けた昂りが窄みを何度も擦り付けたせいか、たっくんは声にならない喘ぎをハクハクと口から漏らした。 「たっくん、声我慢しないで。自分から入れられない？怖い？でも自分のペースで出来るから怖くないかもしれないよ？」 俺に促されてたっくんはコクリと頷くと、ゆっくりとヌルついた俺の昂りを押し込んでいった。吸い付くようなたっくんの入り口はヒクヒクとして、指とは違う圧迫感なのか、身体をくねらせて仰け反った。俺は思わずグッと腰を動かしてたっくんに挿し入れた。途端にたっくんは身体を強張らせて呻いた。 先端が入ってしまえば、動きは滑らかになって、俺はたっくんの腰を掴むと自分の昂りを何度も押し上げた。 「んっ、んんっ。あぁ…。あっ、あっ、あああっ！」 たっくんの感じる所に俺の先端が擦れる度に、たっくんの喘ぎ声は大きくなっていった。 俺はたっくんの甘い喘ぎ声にどんどん煽られて、すっかり硬く大きくなってしまった昂りがたっくんを痛くするのではないかと心配になった。 切羽詰まった様子のたっくんに、俺はベッドにたっくんを抱えたまま仰向けに寝転がった。俺の胸に手をついたたっくんを下から柔らかく揺さぶりながら、お腹に時々触れるたっくんの可愛い濡れたソレを、グチュグチュと激しく擦りあげた。 たっくんは悲鳴の様な嬌声を上げながら、身体を強張らせて白濁を俺の胸に飛ばした。俺はたっくんに締め付けられて息を止めると、俺の胸の上に崩れ落ちたたっくんを動かない様に抱きしめてやり過ごした。 「たっくん気持ち良かった？」 俺は時々腰を揺らしながら、その度にビクリと感じるたっくんを楽しみながら尋ねた。 たっくんは俺の首元で小さく息を吐くと、ポツリと呟いた。 「…うん。すごかった…。」 俺はその囁きで一気に昂りを大きくして、たっくんをひっくり返すと目を白黒させてるたっくんに軽くキスして言った。 「じゃあ、俺の番でいいね？もっと気持ち良くするから…。もう俺も限界。一緒に逝こう？」 それを聞いて、狼狽えるたっくんを見つめながらたっくんの両腿を抱え上げると、用意しておいたゴムとジェルをつけてゆっくりと確実に奥へと挿し込んだ。たっくんの口から甘いため息が出始めると、焼ける様な快感に煽られて止まらなかった。 さっき散々使ったジェルと自分の我慢汁のせいで、耳に聞こえる卑猥な音で更に気を高ぶらせながら、段々とスピードを上げていった。 泣き声にも聞こえるたっくんの蕩けた喘ぎと共に、ガクガクと震えるたっくんに叩きつける様に自分の剛直を抽挿し続けた。 頭の中が弾ける様な強烈な快感と共に、俺はたっくんの中にゴム越しだけど、ドクドクと何度か腰を震わせて思いの丈を注ぎ込んだ。