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第15話 付き合いたての僕たちは※

手加減できないって言うリョウに、僕は大きく息を吸うと思い切って言った。 「僕だって、リョウの事気持ちよくしてあげたい。だって、僕たち付き合ってるんでしょ…。」 自分でも大胆な事を言ってしまった気がして、僕は最後の方は小さな声になってしまった。でもリョウは目をギラつかせると僕をバスルームへ連れて行って、どんどん脱がせていった。 脱がせながら僕に口づけたり、胸を舐めたり、お尻を撫で回したりするもんだから、僕は小さく喘ぎながらすっかり興奮した僕の昂りを酷く濡らしてしまった。 でもリョウは肝心の僕の立ち上がった胸の尖りとか、昂りには触れてくれなかった。僕が焦れているうちに、いつの間にか裸になっていたリョウが、僕に身体を押し付ける様に密着させた。 僕はビクつく自分の昂りがリョウの太腿に擦られて、もっと擦りつけて痺れる快感を感じたくて身体を揺らしたかった。でもリョウは僕の耳に優しく息を吹き込みながら囁いた。 「たっくん、身体がくっつくだけでもこんなに気持ちよくてヤバいね。…たっくんの身体が熱くて興奮してるのよく分かるよ。でも俺の方が興奮してて鼻血出そうだ。」 僕のお腹にすっかり育ってガチガチに硬くなったリョウの昂りが押し付けられて、僕で欲情してるのがよく分かると、僕は何だか益々煽られて息が上がって、頭がクラクラしてきたんだ。 浴室で散々喘がされてクタクタになった僕は、ベッドに転がる前に休ませてとリョウに懇願する始末だった。喉が渇いた僕に口移しで飲ませてくるリョウに、僕は怖いくらいの愛を感じた。うん、ちょっとどうなの…。自分でゴクゴク飲みたいよ…。 リョウは僕が落ち着いた様子を見ると、急に目をギラつかせて言った。 「さっき、たっくん俺のことも気持ちよくしてあげたいって、言った?」 僕は身体が急に熱くなってしまった。確かに経験はないけど、リョウに散々されてるアレをしてあげたい気持ちはあるんだ。 「…僕、多分下手だと思うけどリョウがしてくれる様に、僕もリョウのそれを…。」 恥ずかしくなって顔を背けた僕の顎を掴んだリョウは、欲情した眼差しで僕に軽く触れるキスをして言った。 「言って。俺のこれ、どうしたいの…。」 僕は思い切ってリョウの目を見つめて、そっと手を伸ばした。リョウの昂りは既にビンビンに育っていて、僕の手を濡らしてビクついた。僕は口の中に溜まった唾液を呑み込んで言った。 「…リョウのこれ、食べたい。」

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