25 / 32

第25話 リョウはワンコ?※

リョウの熱い舌先が僕の口の中で蠢いて、僕はすっかり蕩けてしまった。僕はリョウに教えられて、大人のキスも上手くなってきたと思うけど、やっぱりリョウには敵わない。目の前のリョウの、見た目通りの柔らかな茶色いふわふわの髪は僕のお気に入りで、僕はリョウの髪の中に手を入れて愛撫するのがお気に入りなんだ。 リョウの髪を楽しみながら、リョウとキスしてると口元でリョウが笑ったのがわかった。 「…はぁ。たっくん、俺の髪好きなの…?」 僕はたっくんに首筋を舐められてゾクゾクしながら答えた。 「んっ、あん。…好き。柔らかくて、…ワンちゃんみたいで。」 リョウは僕の顔を見上げて言った。 「わん。…わんこは舐めるのがお仕事。」 そう言うなり、リョウは僕をあっという間にパンツ一枚にして舐めたり、触れたりと僕の生っ白い身体を可愛がった。僕は胸の尖りを強く吸われてうめきながら、すっかり立ち上がった昂りで下着を濡らした。僕はリョウに懇願した。 「…お願い。準備させて。」 それなのにリョウは僕の下着を脱がせながら、チロチロと僕のそれを舐って言った。 「…ワンこは待てが出来ない。」 そう言うとパクリと僕の昂りを口いっぱいに頬張って、僕を堪らない気持ちに連れ出した。 「あ、うっ、そんな激しくしたら直ぐ逝っちゃうっ。」 びくつく腰は止められなくって、リョウの髪を握り締めながら気持ち良さに喘いだ。リョウが吸い上げるから、僕は我慢できずにリョウの口に押し込むように腰を突き出していた。僕の白濁を最後まで吸い上げると、リョウは喉を動かして呑み込んでしまった。 「リョウ、そんなの飲まないで…。」 リョウはにっこり笑うと、僕の手を引っぱり上げて浴室に連れて行って、僕が止めるのにも関わらず、あっという間に準備されてしまった。僕はさすがに準備は自分でしたいのに、リョウは全然そこら辺分かってくれない。 僕の全部がかわいいとか言って。そうは言ってもかなり恥ずかしい。もしかして僕を辱めて楽しんでるんだろうか…。そうゆうプレイ‥‥⁉︎ 僕がリョウに疑惑の眼差しを向けると、リョウはギラつく眼差しでしゃがみ込むと、急に待てないと呟きながら、僕の解された窄みをなめ始めた。僕は壁に縋りつきながら、ピクピクと甘い疼きを感じていた。 「リョウ、僕も待てない。お願い…。入れて。」

ともだちにシェアしよう!