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第26話 リョウsideたっくんは甘い※

俺はさっきまでの鬱鬱とした落ち込みから、完全復活していた。たっくんの誤解は解けたし、昔の馬鹿やってた事もそんなに気にしてないようだし…。たっくんは俺がモテるだろうから、過去は過去だと割り切れるみたいだ。 でも多分俺は、たっくんに過去があったら割り切れなかったかもしれない。どうしても独占欲が湧いてくるし、こんなに可愛いたっくんを他の奴に知られたくないし、見せたくない。 いや、正直に言えば見せたい気はする。見せるだけ見せて、でもこれは俺のだからねって子供じみた自慢をしたいんだ。馬鹿だな、俺って。でもそれくらいたっくんへの気持ちは、子供のように純粋な気持ちなんだ。 大人になってくると発生する打算や計算、そんなものを全て投げ捨ててでも側に居たいと思える存在。それが俺にとってのたっくんで。 ああ、だからなのか、たっくんのこの滑らかな白い肌を余すところなく撫でて、キスしたい。可愛く硬く尖った胸の印を、飴を舐めるように、しゃぶって堪能してもなお、足りなくて。 可愛く震えて、期待にビクつく、あまり使われてなくて綺麗な色をした、美味しそうな昂りを口に押し込んで、ただひたすらに可愛がりたい。合間、合間に聞こえる少し高い喘ぎ声に応援されて、俺はますます張り切ってしまう。 俺の興奮して唾液が溢れる口の中に、感じて夢中になって押し込まれるたっくんの昂りが喉奥を擦って、痺れるような疼きを感じていると、途端にほのかに甘い白濁が流れ込んできて思わずシロップを味わうように飲み込んでしまう。恥ずかしげに止めるたっくんの潤んだ瞳が、俺のさっきからビクビクとうるさく吠え立てている剛直を太らせるんだ。 準備を俺がするからと言うと、恥ずかしそうにするたっくんの、可愛さのあまりちょっといじめたくなるのはどうしてなんだろう。ちょっと涙目で口を尖らすと、その唇を奪ってしまいたくなる。 さっきから俺の指を締め付けていたたっくんの窄みはピンク色で、本当に綺麗なんだ。だからたっくんが恥ずかしがろうと、俺は優しく舐めてあげるからね。たっくんはここを時間をかけて舐められると途端にクッタリと蕩けちゃうだろ?ほら、案の定、かわいいお尻を突き出して凶悪なおねだりだ。 今夜の俺は浮かれてるからね、たっくんととことん愛し合いたい。だから時間をかけて、たっくんが凄く気持ち良くなれるように頑張るからね。覚悟は良い?

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