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第18話

連絡先を交換し帰って行く光生の後ろ姿を少し眺めたあと俺も家へ帰る。まだ昼過ぎだから両親も帰っていないし部屋にこもって昨日のゲームの続きをしよう。 「次のステージも難しすぎだ、、」 文句を言いつつも難しいステージを進めるのにワクワクが止まらない。だけど何回やってもどうしても敵に勝てない。気づけば17時になっていた。 「うぅ、、なんでだ、、ゲーマーの俺でさえ勝てないなんて何者だ、、」 もうこれは攻略うんぬんではない。ゲームが上手いとかよりも敵を倒すセンスがいるのか?そんなセンスは持ち合わせていないことに俺は悲しくなりその場に寝転ぶ。 「はぁー、センスある人いないかなー、、」 なんて言葉にするとふと光生が思い浮かんだ。なんか光生ならなんでも器用にこなしそうだ。明日にでも聞いてみよう。 「ん?待って、、電話できるじゃん!」 連絡先を交換したことを思い出し今から電話に出てくれるかな?と思いながら試しにかけてみる。 「もしもし?涼?」 「あ、電話繋がった!」 すぐに電話に出てくれた光生になぜか嬉しくなった。

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