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第33話
ちゅっちゅっと音をたてて何回もキスする光生はすごくご機嫌だ。
「ねぇ、今のすっごいかわいかった。もう1回言って!」
「んもう、言わない!!」
「あははっ、怒ってる!かわい!」
なにがそんなに嬉しいのかわからないけど光生が楽しそうに笑ってる姿を見て俺も嬉しくなる。おかげで緊張が一気にほぐれていった。
「ほら、今からいっぱい気持ちよくしてあげるから俺の肩に顔のせて。」
また俺に気を遣って顔を見えないようにしてくれるらしい。
「やだ、、このまま光生の顔、見てたい、、」
さっきから言ってることが何回も変わっていることはわかっている。さすがにわがまますぎたかなと思い聞いてみる。
「……だめ?」
光生は一瞬びっくりしたあとまた嬉しそうに笑った。
「ふふっ、全然だめじゃないよ。」
そして左手で俺の腰を支え目を合わせたまま右手で俺のものを握ってゆっくり擦ってくれる。
「んぁっ……はぁ…あっ……あんっ!」
「さっきから顔見せてない間そんなにかわいい顔して感じてたの?」
「んぅう……ばかっ……かわいく、ないって…ふぁ……あっ!…そこっ…やぁっ!」
手のひらで先っぽを包まれ刺激されるのがすごく気持ちいい。
「ここ気持ちいいの?」
「ぅんっ…きもちぃっ……光生の手、あったかくて……きもちいいっ…!」
「ちょっ、そんなに煽んないでくれる?」
光生は少し余裕のなさそうな顔で見てくる。
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