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第59話 

「俺の家からけっこう近いね!おじゃまします!」 光生の家で勉強を教えてもらうことになり家に上がった瞬間玄関に美人な人が現れる。 「あ、こんにちは!佐倉涼です!」 「あら、こんちには!光生の母です!」 わぁ、、すごい美人なお母さんだ!笑った顔が少し光生に似てる。 「母さん、ちょうどよかった。俺の彼女みたいな恋人の涼。」 え!?なにサラッと言ってんの!?ていうか彼女みたいな恋人ってなに?お母さん絶対びっくりするじゃん、、 「あらそう!涼くん光生のことをよろしくね!また今度よかったら泊まりにきて!お母さん幼稚園に莉緒を迎えに行ったあとママ友とご飯に行くから遅くなるからね!涼くんごゆっくり!」 光生のお母さんはそう言ってすぐに出て行ってしまった。ていうか全然驚いてなかった。 「俺の母さんぶっとんでるから多少のことじゃ驚かないんだよね。」 「いやいやそれにしてもでしょ!!ていうかめちゃくちゃ綺麗だった!」 「そう?ほら上がって。部屋2階ね。」 「う、うん。おじゃまします!」 階段を登り部屋に入ると俺の倍以上広い部屋があった。 「めちゃくちゃ広い!カーペットふかふかだ!小さい冷蔵庫もある!!」 「ふふっ、なんか楽しそう。」 ついつい勉強のことなんか忘れてはしゃいでしまう。

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