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第63話

「床、痛くない?」 「うん、大丈夫。」 光生は返事の代わりに軽く笑い俺の頭をポンポンしてから部屋の電気を消した。この前のことをまだ気にしてくれてたのが嬉しくて光生の首に腕を回した。 「んっ………ふぅっ………っんうぅ………」 光生の舌が入ってきてどんどん深いキスをされる。 「さっきこれがしたかったんでしょ?」 やっぱり気づいてたんだ。ニヤリと笑う光生を俺は睨む。 「さっきは上手って褒めてくれたのに。」 「あははっ、拗ねてる。ほんとに上手だったよ。」 絶対バカにしてるじゃん。 「嘘だ!俺は光生にされると気持ちいいのにさっき俺がした時の光生笑ってたもん!」 「へぇ、俺のキス気持ちいいんだ?」 「え、あ、いやその、、」 「じゃあもっと気持ちよくできるように頑張んないと。」 光生は再びキスをして俺のシャツの中に手を入れる。お腹をスルスルと撫でられ体がビクビクしてしまう。そんな俺をよそに余裕そうに笑えば手はどんどん上にいき乳首の周りをくるくると撫でた。 「ぁあっ!…んっ…ちょっと…まって……!」 「待たない。」 「っんん……っ!…ふぁっ…………うぅっ…」 だめだ。ゆっくりと撫でられると気持ちよくて頭がぼーっとしてくる。 「ふふ、かわい。乳首勃ってきたね。」 光生は俺のシャツをグイッと上までめくりじっと見つめる。 「あっ……やぁっ……」 「ここいつも自分で触る?」 「……さわら、ない!…初めて……光生が…さわったぁ………っ」 「ふっ、なにそれかわいすぎ。」 勃っている乳首の先に指を乗せトントンと軽くつつかれると俺の体はビクビクっと勝手に反応する。 「やぁあっ!………んうぅ…っ……」 「かわいい声。ねぇ、もっと聞きたい。」 乗せていた指はピンッと乳首を弾く。 「ぁああんっ!…っはぁ……っ」 やばい。これ気持ちいい。 「はぁっ…それ……もういっかいしてぇっ……」 今まで触ったことのない場所の初めての感覚にどんどんえっちな気分になってくる。気づけば俺はおねだりしていた。

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