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第92話

「……さっきの続きしたい…まだだめ?」 呼吸は落ち着いてきてもうこれ以上待てない俺は噛んでいた光生の指をちゅうっと吸ってわがままを言ってみる。 「かわい。苦しくなったら言って。」 光生はその指で俺の唇をゆっくりなぞり顔を近づけて軽く触れるキスをした。 唇が触れてはすぐに離れていくキスでは物足りない。そんな俺に光生は気づいているのか楽しそうにわざと何回もしてくる。 「んっ……光生っ!」 「ん?なに?」 俺が考えていることがわかっているくせに光生は知らないふりをしている。 優しく触れた光生の下唇を軽く噛むと甘噛みをするようなキスに変わり俺の口からは吐息が漏れる。 「ふぅ…っ……んっ……こう…もっとぉ…」 「ふふっ、かわいすぎ。」 光生は余裕そうに笑い舌をいれてくる。口の中を器用に撫でられれば俺のものがピクッと反応してしまう。 「んんっ!…っあ………はぁっ…」 それに気づいたのか突然顔を離され目が合えば、ニコッと笑ってくれてまたすぐに唇が触れる。 そんな途中で嬉しそうに微笑まれると少し反応していたものはどんどん熱くなっていく。 「んぅっ………ちょっとまって……」 「ん?むり。」 俺のお願いは聞いてくれず両耳を撫でられながらさっきしてくれた甘いキスを再びされれば俺のものは完全に勃ってしまう。 「あっ…こうっ…それだめぇ………」 「はぁっ、涼の口あったかくて気持ちいい。」 光生は呑気にそんな事を言っているが俺はそれどころではない。このままではキスだけでイってしまう。想像しただけで恥ずかしくなり俺は必死に光生のキスを止める。 「こうっ…まって……ほんとにだめだって……」 「ん〜?もうちょっとだけ。」 イきそうになっている俺に気づかず覆い被さってキスをする光生を引き離すことはできず俺はついに限界がきた。 「はぁ…でちゃうっ……ぁあっ…もうだめぇっ…んっ……ぁあんっ!!」 キスだけでイってしまった俺を光生はびっくりした顔で見ていた。

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