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第130話 光生side

「……もしかして俺が今気持ちよくなってないと思ってんの?」 今にも泣きそうな涼はコクリと頷く。こんなにえろくてかわいいことを自覚していないらしく不安そうな顔をする涼を早く安心させたくて頬に触れると手を重ねられギュッと握られる。 「……どうしたら俺も光生のこと気持ちよくできる?」 またこうやって突然かわいいことを言い出す涼に俺はいつだってドキドキしているのに涼は全く気付いていないらしい。 「俺さっきからずっと涼に気持ちよくしてもらってるよ?」 「え……?」 「涼の中あったかいし俺が動くたびにお尻締めてかわいい声出すし俺ずっとイくの我慢してるんだけど。」 「…本当?光生もイきそうなの……?」 「うん。挿れただけでイきそうでそんなダサいところ涼に見せたくないからさっきから必死に我慢してるの。」 本当は秘密にしておきたいけど涼ならこんな俺を受け止めてくれる気がしてつい教えてしまう。 「へへっ、一緒だ!俺も光生のが入ってきたときからずっとイきそうだった、、」 「…そんな俺が喜ぶこと平気で言わないでよ。」 「それに、、さっきのお尻のところも気持ちよすぎておかしくなるかと思った、、」 恥ずかしそうに笑う涼はやっぱり俺のことを優しく受け止めてくれる。それが嬉しくて今日もまた涼のことを大好きになってしまう。 「光生……」 「ん?」 「俺の中でイく光生のこと見たいからいっぱい動いて……?」 上目遣いで見上げられながらそんなことを言われると俺のものは勝手にドクンと脈を打つ。 「あっ……光生のおっきくなった…!」 「……涼が悪いんだからね。だめって言っても、もう絶対止められないからね。」 「え……?光生…?」 きょとんとする涼を無視し俺はさっきよりも速く腰を動かした。 「ぁあんっ……光生っ!」 「んっ…涼の中とけそうなくらい気持ちいい。」 「んぅう…!………っふぅ……ぁあっ!」 抱きしめながらキスをすれば涼はお尻を締めていてきっと無意識なんだろうなと思うとかわいくて仕方ない。 「こうぅ…もっといっぱいちゅーして……」 「ふふっ、かわい。涼大好き。」 「…んっ……俺も光生のことだいすき…」 何度も舌を絡めてキスをしながら腰を振れば俺は一気に限界が来る。 「はぁっ…涼……俺イきそう……」 「んぅ…!…俺ももうだめぇ…出ちゃうぅ…」 お尻で気持ちよくなってくれたらしい涼はえろい顔で俺を見つめてくる。 「ふふっ、じゃあ一緒にイこっか。」 「うん…光生と一緒にイく……」 顔をそらされないように両手で涼の頬に触れ固定すれば顔を赤くしながら睨まれその顔が大好きだと今すぐに伝えたくなってしまう。でも教えてしまうと涼のことだしこれから絶対にこの顔をしてくれなくなりそうだからやっぱり俺だけの秘密にしておこう。 「光生のえっち……」 「ふふっ、だって俺が涼の中でイくところ見たいんでしょ?」 ゆっくりと頷いた涼の中に強く擦り付けるように動けば俺のことをまっすぐに見つめてくれる。 「こうぅ…!だめっ…イっちゃうぅ………!」 「んっ…俺もイくっ………っぁあ!」 「やぁあんっっ………イくっ…イくうぅっ!!」 お互いに腰をビクビクと震わせて同時にイくと涼は嬉しそうに微笑んで俺に抱きついた。

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