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第133話

「…あっ……はぁ……っっ……」 光生は俺に抱きつくように倒れ込みビクビクと腰を震えさせている。いつもなら光生のイく姿を見てえっちでかっこいいと思うのに今日はなんだかすごくかわいく思える。 「んっ………ごめんもうちょっとだけこのままでいさせて。」 目を細めて少し苦しそうな顔で謝る光生のことが心配になり背中をさすればいつものように微笑んでくれる。 「……光生?大丈夫?」 「んーん、涼とのえっちが気持ち良すぎて大丈夫じゃない。」 いつもより呼吸が荒い光生はそう言ってまた俺に抱きつき息を整えている。 「はぁっ………っん………」 「……光生のずっと俺の中でドクドクしてる!」 「んっ……今そんなこと言うの絶対だめ…」 光生のものは脈を打っているのがわかるくらい動いていてきっとまだ硬いままだ。いつもなら余裕たっぷりで俺のことをからかう光生が今は俺に甘えるように抱きついていてかわいすぎる。 「ふふっ、光生のおちんちんいっぱい気持ちよくなっちゃったね!」 頭を撫でて光生が喜びそうなことを言ってみればさらに強く抱きしめられ腰をビクッと揺らした。 「あっ……光生またイっちゃったの?」 「ん、涼のせいで気持ちいいの止まんない。」 照れているのか顔をグリグリと俺に擦り付ける姿に俺はもう胸が苦しいくらいにときめいてしまう。 「……もっと俺の頭撫でて。」 普段はあまり甘えてこない光生が今日はめずらしく甘えてきてたまらなく幸せだ。 「えへへっ、甘えん坊の光生すごいかわいい!」 頭を撫でれば光生のえっちな吐息が聞こえどんどん俺は愛おしさでいっぱいになっていく。ずっと気持ち良さそうな光生がかわいくて俺はわざとお尻を振るように動かせば光生はまた腰を震わせた。 「あっ…涼のばか……でるっ……っぁあ!!」 光生のものは俺の中でビクビク動いていてまたイってくれたんだと思うと嬉しくて腰を撫でれば気持ちよさそうな声を出してくれる。 「んっ……はぁ……涼が触るところ全部気持ちいい……」 「ふふっ、じゃあいっぱい触ってあげる!」 しばらく撫でていればゆっくりと体を少しだけ離し光生は顔を見せてくれる。 「……もうずっと涼とこのままがいい。」 「えー、光生と一緒にお風呂入りたいからずっとはだめ!」 「ふふっ、なにそれ!だめな理由かわいすぎない?」 やっと見せてくれた光生の顔はニコニコと笑っていてすごく嬉しそうだ。 「俺も涼とお風呂入りたいけどまだこうやってくっついてたいな〜。」 わざとらしく拗ねる光生は絶対に俺を困らせたくてやっているに違いない。 「だめ!もうお風呂入って寝る!」 「えー、せっかく涼のことひとりじめできてたのに。」 あからさまに寂しそうにする光生がわざとやっているとわかっていても俺はそんな光生に弱い。光生がいつも俺にしてくれるみたいにほっぺたを指でツンツンと触ってみる。 「光生の体洗ってあげるからそれじゃやだ?」 「やだ。そんなんじゃ足りない。」 もう、いつまでそのわざと拗ねているのが続くんだ。光生は俺のことを不機嫌そうに睨んで何かを待っている。 「……じゃあ俺の体光生が洗う?」 なんとなく光生が言ってほしいことがわかって恥ずかしくなった俺は小さな声で聞けば嬉しそうに笑った。 「ふふっ、洗う!ずっとそう言ってくれるの待ってた!」 「もうっ!光生って本当に変態じゃん!!」 一気に恥ずかしくなり文句を言えば満足そうに笑う。 「そうだよ?俺、涼に対していっつもすごいえろいことばっかり考えてるし超変態だよ。」 開き直った光生はそんなことを平気で言っていて恥ずかしくないのかと思う。なにも気にしていないらしくゆっくりと俺の中から光生のものを抜くと再び抱きしめられる。 「痛いところない?いっぱい無理させちゃってごめんね。」 またこうやって急に優しくしてくるから俺の心臓はうるさいほど速くなる。どこも痛くないと首を横に触ればいつものように微笑んでくれた。 「よかった。あっ、涼のゴム外そっか。」 つけていたゴムを外してくれるのか光生は俺から離れていく。 「ま、待って!恥ずかしいから自分でする!」 「なんで?今さら恥ずかしくないでしょ。」 光生は気にしなくてもイった後の自分のものを見られるなんて俺は恥ずかしくて耐えられない。 「だって……いっぱいでちゃってるから…」 「ふっ、そんなの絶対見たいに決まってるじゃん。」 俺の弱い力では離れていく光生を止めることができずあっという間に俺のものに触れる。 「やだぁ……光生そんなに見ないで……」 「………やばい恥ずかしがってる涼めちゃくちゃかわいい。」 いじわるく笑う光生に嫌な予感がした時にはもう遅いらしい。 「ねぇ、どこをそんなに見ちゃだめなの?」 絶対に言うと思った発言に俺が睨むとニヤッと笑う。 「さっき言ったじゃん。涼とのえろいこといつも考えてるって。ほら、どこか教えてよ?」 もうここまできたら絶対にどこか言うまで光生は聞いてくるに違いない。俺は覚悟を決めて光生を見る。 「………俺の…おちん…ちん…見ちゃだめ……」 光生はすごく嬉しそうに笑ったあと結局俺のものをじっと見つめ恥ずかしくなるようなえっちなことを言いながら丁寧にゴムを外してくれた。

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