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第162話

「あぁんっっ…!!…はぁっ……こうぅ…!」 「そんなかわいいことばっかり言ってると本当に涼のことめちゃくちゃにするからね。」 勢いよく入ってきた光生のものは俺の触ってほしかった場所だけを何度も突いてくる。 「んうぅっ…!……だ、めぇ……だめぇっ!!」 気持ちよすぎて全身をビクンビクンと揺らしすぐにイってしまった。それなのに止まることなく光生は俺の良いところばかりに触れる。 「……光生っ!…んぅっ…イってるからぁ!……ぁんっ………ちょっとまってぇ……!!」 腰をガッチリと掴み何度も打ちつけるように強く突く光生は待ってくれない。 「無理。俺の好きにしていいんでしょ?」 強引な光生がかっこよくてコクコクと頷くことしかできない。まだ着ていたシャツを脱がされ俺だけが裸になり恥ずかしくなる。そんな俺に気づいてくれた光生も服を脱いでくれるけど引き締まった体がかっこよくて見れない。 「ふふっ、もっと恥ずかしくなっちゃった?」 いくら部屋が暗いとはいえやっぱり見るのも見られるのにも全く慣れない。 「うん………光生とえっちするとき…いつも緊張しちゃう……」 「なにそれ、かわいすぎでしょ。」 覆い被さってきた光生は俺にピタリとくっついてさっきと同じ場所を優しく刺激してくれる。 「んあぁっ…!!光生の…いっぱい奥当たってるっ…!!」 「んっ……ここ涼の気持ちよくなれる場所だもんね。」 光生はいじわるなことをしてきても結局最後には優しすぎるくらいに俺のことだけを考えてくれる。ずっと触ってほしいと言っていた場所を何度もゆっくりと触れてくれている今だってそうだ。 「んーんっ…ここだけじゃなくて……光生が触ってくれるところ全部気持ちよくて大好きっ…」 「………だからなんでそんなに俺にいっぱい優しくしてくれるの。もう大好きすぎてどうすればいいかわかんなくなっちゃうじゃん。」 困ったように笑う光生にしがみつけばいつものように「ふふっ」と嬉しそうに笑う声が聞こえてきた。俺の中を広げるようにさらに大きくなった光生のものは熱くて感じてくれているのがわかる。 「ふぁあっ……光生のすごい硬くなったぁ……」 「んっ……涼がさっきからずっと俺にご褒美ばっかりくれるからでしょ。」 そう言って光生は顔を上げるとパァンッと思いっきり腰を突き上げた。 「あぁあんっ…!!………んぅっ…またイっちゃったぁ………」 それだけでイってしまった俺のことを光生は愛おしそうに見ていて心臓がドキッと動く。 「っん………涼大好きっ……」 舌を絡ませてキスをしてくれる光生は俺が何回もイッたからか気をつかって腰を動かすのをやめている。でも俺はまだ光生を感じていたい。 「こうぅ……」 「……ん?」 求めるように名前を呼んでも首を傾げるだけで動いてはくれない。もう我慢できない俺は光生を見上げてまだ繋がっている場所を揺らす。 「…んぅう……まだ…光生とえっちしたいから…さっきみたいにもっと腰パンパンッってしてほしい……」 「……今のは絶対だめ。もう涼がどれだけ嫌がっても途中でやめられないからね。」 ほっぺたをムニッと強くつままれたかと思えばすぐにまた腰を動かし何度も俺の中を擦ってくれる。 「んぅうっ!!…あっ…こうぅ…激しいっ……」 こんなに息が荒くなった光生は見たことがない。部屋中に肌がぶつかる音が響きいつもより激しいえっちにすごく興奮する。 「…はぁっ……涼っ……っっ……」 奥をグリッと強く押し上げられまた俺は軽くイってしまった。 「んんーっ…!…ぁんっ……きもちいぃっ…」 「んっ……俺も……涼の中トロトロですっごい気持ちいい……」 苦しそうにニッと笑う光生は汗をかいていて色気がすごい。それにこんなにも俺のことを求めてくれるなんてたまらなく幸せだ。 「ふぁあっ………光生…大好きぃっ…!」 ガツガツと勢いよく突く姿がかっこよすぎて胸がギュウッと締め付けられるほどときめいてしまう。 「うぅ……もうだめぇ…!またイッちゃうっ…」 「……はぁっ…俺もイきそう……」 いつにもましてえろい光生から目が離せないでいると目が合う。 「ふふっ、一緒にイく?」 ニコッと笑い頭を撫でられると一気に限界が来てしまう。コクコクと必死に頷けば今よりもっと速く腰を動かして俺の中にいっぱい光生のものを擦り付けてくれた。

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