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第188話 光生side
俺のものだと確信が欲しくて中に出したのにそれでも足りなくて今度は何個もキスマークをつけてしまう。
「んっ……光生どうしたの…?」
確かめるように何度もつける俺に涼は不思議そうにしている。首にも腕にもつけられる場所はつけたのにまだ満足できない。俺のものを抜き涼の脚をグイッと広げる。
「わわっ…!ちょっとまって……!」
慌てる涼を無視してそのまま内ももにキスマークをつければ脚を閉じようとしてくる。
「ここにつけられるのやだ?」
優しい涼が嫌だと言えるはずがないことをわかっていてこんな聞き方をする俺は卑怯だ。さすがにここまでつけられると引くだろうし嫌になるに決まってる。
「うそ、ごめんね。痛くなかった?」
嫌われるようなことはしたくないのに涼は黙ったままで自分勝手にしすぎたことを後悔する。謝りながら真っ白でスベスベな脚を撫でればゆっくりとM字に開いてくれる。
「その…嫌とかじゃなくて……脚開くとお尻から光生の出してくれたやつが出てくるから…」
「……え?」
出てくると何か問題でもあるのだろうか。考えても全くわからず首を傾げれば涼は恥ずかしそうにチラッと俺のことを見る。
「いや…あの…中に出してくれたのが嬉しかったから…もうちょっとこのままがいいななんて思って……ってごめん!!やっぱり今の忘れて!!」
そのえろい体勢のまま枕で顔を隠す涼のお尻からはトロッと俺が出したものが出てくる。
「………なにそれ。」
どれだけ俺のことを喜ばせれば気が済むのかもうわからない。しかもそんなことを思ってくれていたなんて知らなかった。広げている脚を掴みグイッとそのまま上半身に押し倒し枕を奪いとれば顔を真っ赤にして今にも泣きそうな顔をする。
「こうぅっ…!!これやだっ…恥ずかしい…!」
「ん、恥ずかしいね。涼のえっちなところ全部見えてる。」
「っっ……!!やだぁ……!」
ヒクヒクしている穴からは俺が出したものが出てきていてゾクゾクする。
「ほら、ギュッて締めてないとお尻から俺の出てきてるよ。もうちょっとこのままがよかったんじゃないの?」
「うぅ……光生のいじわる……」
もうだめだ、やばいくらいにかわいい。下唇を噛みうるうるした目で睨んでくる涼は必死にお尻をギュッと締めている。
「こうぅ……お尻できないっ……勝手に開いちゃう……」
いやこれはいくらなんでもえろすぎる。力を入れて締めている顔もかわいいしすぐにえろくひくつかせて開いてしまうところも全てかわいい。
「…っ…俺の中から光生の無くなっちゃうぅ…」
きれいな瞳にずっと溜めていた涙を流した瞬間、わんわんと泣きだした涼が苦しいほど愛おしくてしょうがない。
「ん、ごめんごめん。いじわるしすぎちゃったね。ほらもうこれで無くならないから。」
涙を拭いゆっくりと俺のものを挿れるとギュウッときつく締め付けてくる。
「…うぅ……光生のばかっ……」
ぐずった涼が大好きでどれだけかわいくて愛おしいと思っているのかなんて本人にはきっと簡単には伝わらない。それぐらいに俺の気持ちは大きくて重い。
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