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第220話 光生side

「……なにこのめちゃくちゃえろい下着。」 お風呂場で焦っていたのはもしかしてこれを着ていたからだろうか。黒い下着のせいか白くてスベスベな肌が一層えろくみえる。 「……光生のこと喜ばせたくて……誕生日のお祝いに着てみたんだけど…やっぱり引いたよね…」 震える声は今にも消えてしまいそうだ。まさかこんなことをしてくれているなんて思ってもいなかった。 「引くわけないでしょ。すごい嬉しい。これ俺のために着てくれたの?」 「うん……前にこういう下着大好きって言ってたから…」 まだ不安そうな涼はどれだけ俺が喜んでいるか伝わっていないらしい。服を脱がせると想像を遥かに超えるえろい下着姿に驚きが止まらない。 「……そんなにジッと見ないでよ、、」 「いやこんなの絶対見るでしょ。ていうか勃ちすぎて痛いんだけど。」 もう完全に反応した俺のものを服越しに涼に擦り付けるとビクッと体を揺らし顔を真っ赤にする。 「光生のばか……」 その恥ずかしそうな顔が大好きでさらに擦り付ければ俺の腕をギュッと握り必死に恥ずかしさに耐えている。 「……ねぇ、もしかして下もえろいの着てる?」 さっきから足をモジモジとしているから聞いてみればゆっくりと頷く。そっと脱がすとスケスケの小さい下着を窮屈に押し上げていて思わず息をのむ。 「……どうしよう、今日絶対に涼のこと寝かせてあげられない。」 このままだと絶対に時間を忘れて好き放題にしてしまう。こんなえろい下着を着て誘ってくれるなんて頼んでもしてくれないと思っていたから心の準備ができていない。それでももう我慢できずに触ろうとすれば指を掴まれ軽く噛まれる。 「なんでそんなかわいいことばっかりするの。」 さっきからすること全てがかわいい。もう幸せすぎて何かあるんじゃないかと怖くなってきた。 「光生、、触っちゃだめ……」 「は?なんで?絶対に無理。」 こんな姿を見せられて触るのはだめなんてどんないじわるだ。 「……この下着夢ちゃんがくれたんだけど光生に『写真見せたこと謝らないと触らせない』って言ってってお願いされたから、、」 突然何を言い出すかと思ったけど一瞬で理解できた。全部夢の仕業でこれが俺への仕返しらしい。 「ふっ、なるほどね。」 納得する俺を涼は不思議そうに見る。 「夢ちゃんとまた喧嘩したの?」 心配そうに首を傾げる仕草に心臓がドクッと大きく動く。 「ふふっ、すぐ仲直りするから大丈夫だよ。今度3人で遊ぼうよ。」 「え!?遊びたい!」 キラキラした笑顔で頷く涼は俺よりも夢のほうが好きなのだろうか。 「へへっ、楽しみだね!俺、光生と夢ちゃんが遊んでるところ見るの初めて!」 どうやら俺と夢が仲良くしてるところを見るのが大好きらしい。こんな笑顔を見せられると夢に謝らないわけにはいかない。完全に俺の負けだ。 「ねぇ、明日夢に謝るから触ってもいい?」 それにしても夢は恐ろしいくらいに頭がいい。涼を出されると簡単に俺が折れることを知っていてこんなことをするんだから一生勝てない気がする。 「うん……いっぱい触っていいよ……」 覆い被さっていた俺に腕を回す涼はキスをしてくれた。そのまま舌を入れると涼の口からはえろすぎる吐息が溢れる。 「あっ…………んぅ……光生……」 涼はいつも名前を呼んでくれる。きっと無意識なんだろうけどそれがたまらなく嬉しい。

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