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第262話 光生side
やきもちを妬いてくれていたらしい涼は恥ずかしそうに視線をそらしている。
「なんで照れてんの?」
「……だ、だって光生の当たってるからっ、、」
そんなことにいつまでも照れてくれる涼にわざと擦り付ければ体をビクッと反応させる。
「っっ!!わっ、、ちょっと光生、、」
「ふっ、この前は舐めてくれたのに今日は恥ずかしいの?」
「あ、あの時は、、その、、」
困った顔も当たり前にかわいすぎてもっといじわるな事を言ってしまいそうで必死に我慢する。
「ねぇ、全部脱がせて。」
耳元でそう囁けば黙ったままゆっくりと頷く涼にドクンと俺のものは脈を打つ。ぎこちなくズボンと下着を脱がせてくれるところも、またすぐに恥ずかしそうに目を合わせてくれなくなるところも全てが愛おしい。
「涼のも脱がせていい?」
チラッと見てくる涼は少し腰を浮かし脱がせやすいようにしてくれる。そんなところもかわいくて大好きだ。
「光生ごめんね……俺いっぱいイったからグチャグチャになってる……」
そんなの嬉しいのに下着を脱がせば脚を閉じて申し訳なさそうに謝る。どうすればもっと甘えてくれるのだろう。いつだって俺に遠慮している。
「なんで謝るの。気持ちよくなってくれてるのすごい嬉しいし俺と付き合ってるんだからどんな涼も全部見たい。」
素直に気持ちを伝えることしかできない俺はいつだって伝えすぎて涼の負担になっているのかもしれない。
「光生……」
「もっとわがまま言いまくって俺に甘えてよ。涼がしたいこと全部俺が叶えたいの。」
それでもやっぱり俺の気持ちを知って欲しい。遥くんでも星くんでもなく俺を選んで欲しい。
「……じゃあ光生にほっぺた撫でられたい、、」
「ふっ、なにそのかわいすぎるお願い。」
顔を包み込むように両手で触れほっぺたを撫でれば幸せそうに笑う涼に気持ちを抑えるのに必死だ。
「へへっ、光生に撫でられるの大好き!」
ニコニコと笑う涼にきっと俺の顔は緩みまくってる。
「さっきの俺上手だった?イくのいっぱい我慢できてえらいでしょ?」
どれだけ嬉しかったのか褒めて欲しそうにまたさっきの話しをする涼がかわいくてしょうがない。
「すっごい上手だった。あれだけ我慢できるならお尻も余裕で我慢できちゃうね。」
スルッと太ももを撫でながらお尻を触れば涼の息は荒くなる。指をゆっくりと挿れるとすぐにギュウっと締め付けられる。
「んぁあ……光生っ……!」
「ふふっ、涼の中あったかい。」
恥ずかしそうに微笑む涼はえろくてかわいい吐息を漏らす。
「あっ………んぅ……光生の指…気持ちいいとこにいっぱい当たってる……」
なんだか今日の涼はやけに素直というかいつも以上にえろい。
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