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第264話
「……つけ方違ってたら言ってね、、」
前に光生と一緒につけたことを思い出しながらしてみるけど素早く器用になんてやっぱりできない。
「こうぅ……」
「ん?合ってるよ。すっごい上手。」
やっぱり光生は上手だと褒めてくれる。なんとなくできた気がして光生の顔を見れば嬉しそうに笑ってくれる。
「ありがと。涼がつけてくれたらもったいなくて外せないね。」
頭を撫でながら俺だけが特別みたいな言い方をしてくるから単純な俺は浮かれてしまう。
「……いつでもつけてあげるよ…今日だっていっぱいイったら俺がまた新しいのつけてあげる…」
なんだかこの空気に恥ずかしくて目を合わせられない。
「ふふっ、ありがとう。じゃあいっぱいイっても心配ないね。」
やっぱり今日の光生は甘すぎる。チラッと見上げれば微笑まれそれと同時にゆっくりと光生のものが入ってくる。
「ふぁあっ……あっ…こうぅ……」
この前から挿れて欲しかったからお尻は勝手にきつく締まる。力を抜かないときっと光生は辛いのに上手にできない。
「ふふっ、そのままで大丈夫だよ。すっごい気持ちいい。」
光生は特殊能力でもあるのだろか。何でいつも俺のことをわかってくれるのだろう。光生は優しく頭を撫でてくれる。
「んっ…奥まで挿れていい?」
あまり俺にお願いをしてこないから嬉しくて勢いよく何度も頷けば吹き出すように笑ってくれる。
「あははっ、涼は本当に優しくてかわいいね。」
どうしよう。大好きな光生と触れ合える時間が幸せすぎる。
「んぅっ……っあ………光生……」
それからまた光生のものはゆっくりと入ってくる。
「……はぁっ…涼…大好き……すっごい好き…」
奥まで入った瞬間に光生はピッタリと体をくっつけるように抱きついてくる。
「今日はずっと涼とくっついてするの。」
光生は溶けそうなくらい甘い声でそんなことを言ってくる。こんなときの光生は危ない。そう気づいた時にはもう遅かったみたいだ。
「ねぇ、涼が1人でしてたとき俺の欲しかった?」
首元にスリスリと顔を擦り付けてくる光生は甘えてくれているらしい。
「うん……ずっと欲しかったよ……」
頭を撫でてみればさらに強く顔を擦り付け首元に何度もキスをしてくる。
「どのくらい?どんなこと考えながらしたの?」
これは答えないといつも通り一瞬で機嫌を悪くしてしまう。でも恥ずかしくて言えない。
「ねぇ、どのくらい?涼の秘密全部俺だけが知りたい。」
黙っている俺の耳元で息がかかるようにまた聞いてくる光生はゆっくりすぎるくらいのスピードで奥を突いてくる。
「んっ……いっぱいだよ……オナニー我慢できないくらい光生のが欲しかった……」
嬉しそうに「ふふっ」と笑う光生は俺から離れないどころかさらに密着してくる。
「涼が俺のこと考えながらしてくれたのすごい嬉しい。」
そんなの1回だけじゃない。何回も光生のことを考えながらしてる。
「……光生にいっぱいえっちなことされる妄想しながら1人でしたの絶対秘密にしてて……」
光生の肩に顔を埋めればさっきよりも嬉しそうにしているのが伝わってくる。
「絶対秘密にする。涼は乳首触られるのが好きなことも俺のこと考えながら1人でえろいことしてることも涼の中があったかくてトロトロで俺のをギュッて締め付けてくれることも全部秘密にする。」
「ちょ、ちょっと!!光生っ!!」
なんてことをベラベラと平気で話すんだ。勢いよく体を押し返せば光生は幸せそうに笑うから何も言い返せなくなる。
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