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第3話

朝には解放された。 なんとか起き上がり、ドロドロの服を脱いだ。 庭の井戸で汚されたからだを洗った。 身体を洗って、腫れ上がった乳首に指が触れた。 ビクン 身体が震えた。 昨夜一晩中ここを弄られた記憶に、身体が反応した。 ここだけで。 今までしてきたセックスとは全く違う快楽を教えられてしまった・・・ 腫れ上がった乳首を指でなぞってしまった。 「ああっ・・.・」 甘く声がでた。 腰が揺れてしまった。 そこで感じた射精を思い出して。 女性とするセックスで、ここを弄られたことはなかった。 ここがこんなに良いなんて。 逃げるべきだとわかっていた。 危害は加えられてはいない。 そう、気持ち良くされたけれど。 気持ち良かった。 あの先が。 あの先があるの? なかったとしても。 舐められたい。 噛まれたい。 もう1回だけなら・・・ おかしくなっていた。 逃げるべきだったのに。 オレはもう一晩そこに泊まることにしてしまったのだ。 カメラを回したのは配信のためではなく、興味からだ。 後で見てみようと思っただけ。 何かわかるかもしれない。 でもそんなことより、期待が勝った 乳首を甘く舐めて欲しかった。 吸って噛んで欲しかった。 これは自分じゃできないのだ。 先端に舌を差し込むようにほじるように舐めて、ゆっくり噛み締めて、吸い上げてほしかった。 熱さが脳に届ける甘さ。 股間に伝わる痺れ。 相手がいないと感じられないこの感覚。 まさにセックスだった。 夜が来て、ソレが来た。 今度はのしかかってもからだは動く。 オレは自分からシャツを捲りあげ、ズボンを下ろした。 胸を吸いやすいように。 射精しやすいように。 ソレが低く耳もとでわらった。 そして、今度は首筋を甘く舐めて吸い上げてくれた。 それも良かった。 良かったけど。 乳首を弄って欲しかった。 昨夜みたいに。 胸を突き出し、尖って腫れた乳首を自分から摘んだ。 「シて?」 強請った。 また笑い声がして。 でも、唇がそこを咥えるのを感じた。 吸われて。 甘く噛まれて。 噛み締めながら先をほじるように舐められて。 オレは声をあげ、今度は自由に動く指で自分の性器を扱きあげる。 胸を舐められながらするオナニーは思ったとおり、最高だった。 「ちんぽが・・・2つあるみてぇ」 俺は腰を振りながら叫ぶ。 乳首はちんぽだった。 そこだけで気持ち良くなれる場所で。 いや、2つじゃなくて乳首は2つだから3つか。 気持ち良かった。 だから、その先 があるとわかっていたから、見えない指がそこに向かうのを許した。 指はオレのケツの穴にきた。 乳首を舐められながらその穴を撫でられた。 乳首と同じで、そんなトコ感じるとこじゃないとおもっている場所。 もう 学習していたから理解は早かった。 穴をゆっくり撫でられ、そして勃起したチンコへ続く会陰を押されて、悲鳴を上げた。 良かったからだ。 会陰をおされながら穴を撫でられ、乳首を噛み締められて射精した。 「いい・・・いいっ!!」 こんなの、知らない。 穴撫でられたら何故か穴の中蠢くのがわかった。 穴の中はもう期待していた。 触られたこともないのに。 そして、オレの精液を纏った指が入ってくるのをオレは心の底から楽しんだ。 指はデカくて。 異物感はあったけど、期待に満ちた身体はその先を欲しがりその指の形すら楽しんだ。 蠢く指はそこを的確に見つけ出した。 「ひんっ!!!」 軽く擦られてオレは身体を痙攣させた。 それは知らなかった感覚。 痛みのように強くて。 沈み込むようにあまくて、痒みのように耐え難い。 指が中のそこを潰してくれた時、オレは絶叫した。 それは。 ちんぽを擦られるよりはるかに良かった。 濃厚だった。 直接的だった 涎が出て、泪が出て、声が止まらなくなった。 中を潰され、乳首を噛まれてた。 自分でちんぽを強く握りこんだ。 苦痛と同じだけ快感に飲まれた。 高層ビルから叩きつけられるみたいだった。 精液がでても、止めてもらえない。 自分の指も止められない。 精液でも小便でもないものが性器から迸って、でも終わらなくて。 「許して許して許してください・・・・」 何度も何度も叫んでも許されず、穴のソコを教えこまれ、乳首を執拗に苛められた。 オナニーを覚えたばかりの頃のように自分の指も止められない。 何も出ないのに何度も何度もイって、叫び続けた。 地面に叩きつけられ、バラバラになるのに気持ちいい、そんな感じだ。 恐くてたまらないのに、苦しいのに、また持ち上げられ叩きつけらる。 今度は顔に、尻に、腹に、熱い精液をかけられ、尻に挟んで動かされもした。 見えない性器はデカくて熱くて。 穴の上を擦られるだけで、オレはイったのだった。 朝まで。 オレは穴と乳首でイカされ続けた。 次の日は逃げなかったんじゃない。 夜が来るまで動けなかっただけだ。

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