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無邪気で何も知らない皇子を調教する 2

可愛い乳首だった。 そこを舐められ、皇子は驚いたように眼を見開いた。 意味が分からないのだ。 服を脱がされる時も無抵抗で、下着をぬがしても平然としていた。 清らかな白い体は清潔な子供らしさが残る。 皮を被ったままの性器を見られても王子はキョトンととしていた。 すべて人にされるのが当たり前な子供なのだ。 だが、自分も服を脱いだ調教師の膝にふたたび座らせられると、逞しい膝の上では落ち着かない様子はみせた。 びっくりしたように、大きな調教師の性器を見つめているので、調教師は笑うしかない。 開けっぴろげな驚きぶりに。 明るい茶色の髪を肩上と、眉の上で髪を揃えたおさない子供の髪形。 似合ってはいたがこの歳では珍しい。 子供なのだ。 子供だから守られて欲しかったのだ。 母親が守りたかったことがわかってしまう。 子供と共に田舎にひきこもっていた母親は自害した。 子供に行われることを知って。 死をもって抗議した。 それさえ皇子には知らされていない。 そう、母親の願いは最悪な形で裏切られた。 高貴な子供は卑しい調教師にけがされ、慰みものとして送られる。 だか、調教師はそれは気にしないことにする。 これは仕事だ。 膝に乗せた皇子のちいさな乳首を舐めつづけた。 真っ白な肌にある、このピンクの場所をいやらしい器官に変えてやらねばいけない。 「くすぐったい」 子供は無邪気に笑ってる。 流石に調教師でも可哀想になる。 この場面で無邪気に笑われることはそうはない。 舐めて、身体をゆっくりと撫でさすった。 腹を撫で、小さな尻を揉み、背中のくぼみを指で辿った。 へそに指を入れそこを突いてやりもした。 小さな乳輪を念入りに舐めてやる。 乳首の先をこそげるように舌で潰してから、吸いあげてやる。 背中の背骨際を何度も何度もなぞりながら、 ほら、身体が溶けていく。 「えっ?」 ぴくん、と身体が震えて驚いたように声をだしたのは、皇子だった それが何なのかもわからないだろう。 だが。 それは確かな性感だった。 左胸の乳首を心臓の音を感じながら、何度も音を立てて吸い上げ、ゆっくりなめてやった。 反対側は指先で摘んだり。潰してやったりしながら。 優しく、だ。 「え? えっ?」 皇子は驚きの声をあげる。 身体がまたビクンビクンとふるえたから。 何も知らず、何も疑わないから、調教師がしていることもすべて受け入れてしまうから。 可愛い小ぶりな性器はもう勃ちあがっていたけれど、この皇子はここを使うことはないのだ。 ここだけでイクことなど。 皇子にはない。 前だけではイケない淫らな身体をもって、その身体を知った全ての人間を破滅させないといけないのだ。 何度何度も唇の先で乳首を吸い上げてやると、立ち上がった性器から滴が、こぼれてぬらし始めた。 「やめてぇ・・・変・・・何ぃ?」 混乱して皇子が声を上げた。 ビクビク動く身体。 熱を持ち出したろくにさわったこともない股間。 吸われて舐められ、感じる痛みではない知らない感覚。 何も知らない子供には。 可哀想なことだった。 だけどやめてやらない。 逃げようとする身体をつかまえて、膝の上に載せたまま、反り返る白い身体の胸を強く吸う。 「ああっ!!いやぁ!!」 皇子は混乱して泣いた。 泣いても許さない。 これから皇子は毎日のようにこうされるのだから。 乳首に穴を開けられて、輪をつけられ、性具として使われるのだ。 高貴に生まれても 娼館の娼年達と変わりないとはきのどくに。 可愛いピンクからいやらしく色付いたそこを、今度はゆっくり噛み締めてやった。 歯触りはいい。 噛んで楽しみたくなる身体だ。 「ひんっ!!」 大きく震えて、背中をどこまでもそらす。 柔らかい身体だ。 これなら色々できるだろう。 時間が無いのだ。 仕込まないと。 可愛そうなくらい性器は濡れて反り返っているけれど、触ってやらない。 皇子はここを使わない。 皇子はここ以外でイカないといけない。 なにも知らなくても、ソコのせいでつらいことら分かるらしく、性器へ手を伸ばそうとした皇子の手を掴んで許さない。 「ソコじゃないココで気持ち良くなるんだよ」 乳首をまたやさしく舐めてやる。 皇子は泣いた。 そんな優しい刺激ではイケないからだ。 イクことの意味もわからないけれど、このままでは気持いいけど辛いことはもう分かってる。 「ほら、強くしてやるからイってみろ」 強くした先でつぶしてやったなら、皇子の腰が本能的にゆれて性器も震える。 「イク?」 不思議そうに問われて、苦笑する。 だが、舐めて噛んでやるその刺激から、皇子は自分を解放しようと、そこに快楽を自分から集め始めた。 自分から感じて、イこうと。 才能はある。 調教師もホッとする。 自分の命もこの仕事にかかっている。 調教師も死にたくはないのだ。 これは断れない仕事だった。 「イってみろ」 やさしくささやいて、尖って凝った乳首を噛んだ。 乳の外を噛み締め、先端だけ優しく噛んだ。 「イク??」 疑問のように皇子は言ったが、腰が無意識にゆれていて、性器も濡れて震えてて。 もう片方を指で潰して、口に含んだ乳首の先をこそげるように何度も何度も舐めたなら皇子はとうとう達した。 高い声をあげて。 震えながら射精した。 そして、怖がって泣いていた。 自慰もしたことがないのに、乳首だけでイカされて。 なだめるように髪を撫でて頬や頭にキスをした。 震える身体を抱きしめて。 「何?何なの?」 混乱して泣いているのを、調教師は抱きしめて慰める。 可哀想だとは思っているのだ。 だがこれは仕事だし、やりとげなければ死ぬのは皇子も自分も同じだ。 ていの良い性奴隷にされる皇子が生き延びるには、性技を身につけ、敵国の王や自分を抱く人間をたらし込むしかない。 でなければ、蹂躙されて終わる。 あきられて殺されることもありえる。 それが嫌なら、セックスで相手を支配して、思いのままに動かせるようにならなけらばならない。 こんな何も知らない子供には酷だが、父王がそうさそる以上それしか助かる道はない。 「頑張って生き延びろよ。支配するんだ、されるんじゃなくて」 優しい声で調教師は皇子にささやいた。 そして、皇子を抱き抱え、部屋の奥へと向かう。 そこにあるベッドで、皇子にこれから穴の使い方を教え込む。 ゆっくりしてやる時間はない。 覚えなければならないことはたくさんあるのだ。 「もう、嫌・・・」 皇子は泣いたが、許されるはずがなかった。 何をされるのかを全く分かっていないところが哀れで。 でもやめてやる理由もなかった。 だけど、キスを教えてやった。 泣いて震える唇にそっと何度も優しく押し当てるだけの。 これは性技じゃなかった。 同情と、思いやりだった。 「泣くな・・・」 そう囁いて、らしくないな、て苦笑した。 調子が狂う。 皇子は調教師にすがりついて泣いていた。 涙を舌で拭ってやったのもらしくなかった。 ゆっくりベットに皇子を横たえた。 でも、両足をすぐにつかんで持ち上げ、皇子がこれから使うことになる場所を確認した。 小さな慎ましい、そんなために遣われる場所ではなかった場所を。 「痛くはしない。だから、耐えろ。気持ち良くなってろ・・・今日は」 優しく頬を撫でたのもらしくなかったかもしれない。 調教師はその場所に顔を埋め、ゆっくりと舐め始めた。 「いや、いやぁ!!!」 驚いた皇子が泣き叫び始めて。 でも。 それが止められるはずなどなかった。

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