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清らかで慈悲深い皇子を調教する4
「ひぐっ、ああっ・・・ふうっ・・ひぃっ!!!」
皇子は鳴き続ける。
穴を指で犯されるのがたまら泣く良かった。
広げられただけで、痛痒く気持ち良くて、甘い所を潰されると、ボタボタと雫が垂れて腰がゆれ、腹の底から熱く震えた。
「いいって言ってみな」
調教師に言われた。
「いいっ・・・いいっ!!」
認めてしまったなら、よだれが出た。
良すぎて良すぎて、欲しいのだとわかってしまった。
「やらしいな、その腰の動き。いいぞ」
褒められるまで、腰がゆれて、その指を自分から欲しがっているなんてわからなかった。
「ほら。穴だけじゃ寂しいだろ、口も犯してやる、舌を出せ」
言われるがままに口を開けて舌を出したなら、それを調教師に喰らわれた。
舌を舐められ噛まれて。
唇を唇で挟まれ、舌を擦り合わされて。
気がつくと自分から求めていた。
穴を広げられる痛痒さ。
指で擦られるのが良すぎて、尻を自分から動かした。
覚えた自慰をする為に、指を伸ばしたのは止められた。
「後ろの方が気持ちいいんだよ、触んな。いいぜ、皇子様。あんた、ぶち込んだなら大化けしそうだ」
笑いながら調教師が言った。
「四つん這いになって、尻を突き出せ」
調教師にそう言われて、皇子はそうした。
また泣いてしまった。
でも、そうした。
泣かないでこれをしなければならない。
これからは。
調教師が少し笑った。
呆れたというよりは、仕方ないな、という笑い方だった。
「泣くな。本当はケツの穴に突っ込んでそこで何度も出してから、それをアンタにくわえさせてやろうかと思ってたんだが、アンタ頑張ってるからな・・・挿れる前にくわえさせてやるよ」
頭を撫でられながら言った。
皇子は真っ青になった。
覚悟はしていたが、穴に突っ込んでつかわれたモノをくわえさせさられることまでは覚悟していなかったからだ。
そんなの。
そんなの。
「まあ、そのうちするけど、今日は許してやるよ。だから、先に喉から犯してやるよ」
調教師はズボンを脱いだ。
そして、それをみて皇子は悲鳴をあげた。
そんなモノ。
そんな。
凶悪すぎた。
「どちらに先に入れられたい?ケツを犯してから口に突っ込んでもいいんだぞ」
冷静な声に。
皇子は泣きながら言われるがまま、口を開けた。
あんなモノを後ろに入れられるとは思わなかったのだ。
だが。
喉奥まで強引に突っ込まれ、むせて苦しみ、涙を流した。
「歯を立てるな。歯を立てたなら殺される。相手は王だ」
そう言われて耐える。
「苦しいな。大丈夫だ。これも楽しめるようにしてやるから」
それは慰めるように言われた
「ちょっとだけ我慢しろ」
頭を押さえつけられ、喉奥まで何度もつかれ、苦しみのたうち回り、でも噛まないように耐えて。
喉奥にそそがれ、むせた。
それは飲めるようなものではなく。
「飲め、殺されるぞ、吐き出すだけでも気に入らない奴だっている」
でもそう教えられたから。
飲んだ。
「頑張ったな・・・」
褒められて、また泣いた。
精をそそがれ汚されきったこともわかって。
そんなモノになったのだ。
注がれ続け気分次第で殺されるモノに。
辛すぎた。
「泣くな、支配しろ。支配されるんじゃなく。アンタが主導権を握れたなら、こんな真似はされない。あんたが飲みたいように飲んで、使いたいように相手のちんぽを使ってやれ、こんなの嫌だっただろ。飲みたくて、飲め、くわえたいから咥えろ。相手のしたいようにさせるんじゃない」
調教師の言葉の意味を皇子は理解した。
泣きながらうなづいた。
そういうことだ。
殺されないのじゃない。
殺させない。
咥えさせられるんじゃない。
咥えたいから咥える。
わかったから、自分から、その、本来ならば汚らわしいから触ることも見ることも無いモノに、皇子はむしゃぶりついた。
自分からすれば、くるしさは全然違った。
調教師の言われるがままにそれで上顎を擦ると、何か妙に、腰にきて。
喉に入れるのも自分からならまだ耐えられた。
「アンタ、偉いな」
褒められて泣いて。
自分から飲んだ。
だから。
自分から尻を上げて、懇願した。
「入れてぇ・・・」
と泣きながら。
「偉いよ。アンタ、ちゃんとここで気持ち良くなれるし、アンタなら生き延びられる」
調教師はそう言ってくれた。
望んだ。
望むしかない。
それしかない。
ちゃんと王に抱かれて。
戦を止めて。
弟を助けて。
「生きのびろよ、そして相手を支配さえしてしまえば。あんたは何だって出来るし、なんなら逃げられる」
調教師の優しい声は。
確かに。
救いだった。
「欲しい・・ほしい!!!」
皇子は喚いた。
そして。
調教師は容赦なく貫いた。
焼かれるように入ってくるそれを、皇子は受け入れることを望んだ。
「ああっ、いいっいいっいい!!!」
皇子は叫んだ。
望んだモノだ。
コレこそ、望んだモノ。
生きてみせるために。
デカくて。
熱くて。
痛くて。
ぶち抜かれて、気持ち良かった。
鳴いた。
髪を振り乱して鳴いた。
あまく濡れた声で、
「アンタ、名器だな」
調教師が声をかすれさせたのさえ、快楽になった。
貫かさせてやっている。
それを知ればいい。
使ってやれ。
尻をふって楽しんだ。
「気持ちいい、気持ちいい、ああっ・・・いいっ!!」
叫んで。
望んで。
欲しがった。
「すげぇよ、アンタ。初心者じゃねぇ」
感嘆されて、絞りとろうとした。
自分の中にある性器の形を穴で知ろうとした。
どうすればもっと気持ちいいのか動いて動いて動きまくった。
この行為が。
この行為を。
生き残るための闘いだと理解して。
貪欲に欲しがった。
「もっとお!!!」
「アンタ。最高だな・・・オレの最高傑作になれそうだ、たまんねぇな、そんなに尻ふって、中でもギュンギュン締め付けて・・・」
皇子はたっぷり出されて喜んだ。
奥までぶち抜かれ、意識を軽く飛ばしながら、それでももっと欲しいとわめき続けた。
「底なしだな、王だって殺せる、殺したいならおまえの上でソイツは死ぬさ」
調教師は嬉しそうだった。
それでも。
さすがに。
皇子は意識を失った。
「大したタマだよ皇子様。あんた、支配者になれる」
満足そうな声を聞いた気がした。
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