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第7話

「今日もここにいた…」 今日もいつもの場所にその人はいた。いつものように耳元で囁くとピクリと反応してくれた 今日は脱がせやすそうな服を着ている。 期待してしまう。俺に触れられることをこんなに待っていたんだって 「どうして欲しい?」 そう言うと腹に回していた俺の腕を取って自身の胸の飾りに服の上から触れさせた。 小さな粒は既に反応しているのかプクリと固くなっていた そこをそろりと撫でると体がビクついた コロコロと指先で転がしてやると小さく声が上がる 強く摘むと体を強張らせる 「好きなの?ここ…触れられるの」 小さく頷く彼は耳朶まで朱に染めた 上を触りながら下の隠された部分にも侵入して中心部を直に握る ゆっくりと上下に動かすと腰が動いてきた。 「こんなところで発情しちゃった?周りに気付かれちゃうよ?」 そう言うと動きを止めた。でもしっかり立っていられないのか俺に背中を預けた。 「…はぁ…堪らない…ねぇ…受け止めるからイッて…」 それを合図に俺の手の中に温かいものが吐き出された。そのタイミングで到着のアナウンスが響く… 「もっと…触れて欲しい?だったらここで降りて…無理強いはしない」 そう言って降車してしばらく歩き振り返る。彼は静かに降りてきた。まだ余韻が残っているのか壮絶な色気を放ちながら。その姿に色んな人が釘付けになっている。 そうしたのは俺なんだという歓びに叫び出しそうになるけれどこうやって見ている場合ではない。多くの人が獲物を見つけたみたいに彼を見ている。その内の一人が彼に近寄り触れようとしている。 急いで側に行く 「大丈夫?具合悪そうだけど」 そう言っている相手は気持ちの悪い表情をしていた。 「大丈夫…です」 「俺の家この近くなんだ。休んでいかない?」 彼に俺の姿は知られていないはずだ。このままだとその男が俺だと勘違いして付いていってしまう。 「…違う…あんたではない…」 彼はきっぱりと言い切る。男は何の事だかさっぱりわからない様子。それはそうだろう。まさか彼が今俺に触れられていて達したことなんて知らないのだから

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