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第14話
「お待たせ。…何?俺の見てて興奮しちゃった?ただゴム外してただけなのに」
もう一度装着してふと彼のを見ると既にまた起き上がっていたのだ。それをつんっと弾いてやる
「あっん…」
「さっきの仕返し!本当に…エロいんだね。樹優」
「きゅーさんがエロいからじゃん」
「俺のせい?」
「ん…いいから早く入れて?」
そう言ってベッドに転がると自分で足を上げ秘部を指先で広げた
「早く…ここにちょーだい」
その言葉を聞き俺のを一気に奥まで突き入れるとこれ以上いけなそうな壁にぶつかる
「ひっ…それ以上は入らない」
「煽る樹優が悪い」
けれど彼が男だと知って色々なことを調べたんだ。昔から気になれば何でも調べる質なのだ。この奥にはなかなか行けないけれど入ればまた違う世界が広がってるってことを知った。悪戯心が湧いて
「どうかなぁ?ノックしてみようか?俺のまだ半分くらいなんだよね。全部喰いたいでしょ?」
そう言ってトントンと奥の壁を何度か叩いて何度目かに思い切り猛りを突き刺し壁を抉じ開けた。
俺のが全て彼の中に収まり俺と樹優の体に隙間がなくなる。それだけでもう達してしまいそうだった。俺が入った場所。そこは別の世界だった。
彼が苦しそうにでも気持ちよさそうに顔を歪めるのが堪らなく愛しくてゆっくりと律動する。けれど次第にゆっくりすることに限界が来て獣のように激しく突き動かしてしまっていた
「あっ…あうっ…ぐっ…苦し…や…め…っやっ!!あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「はっ!!ごめんっ。大丈夫?」
彼の叫び声に我に返ると目の前で彼が顔を手で覆い隠していた
彼の薄い腹がぐっしょりと濡れていて、彼の下のシーツの上にも水溜りが出来ていそうなくらいに濡れていた
「…っ」
彼は声を殺してふるふると震えていた
「えっ!?ちょっと…泣いてる?ごめん…痛かった?」
ぐったりとした彼を抱き寄せると彼が胸に顔を埋める
「っく…っ…俺…こんなんなったことないもん…見たことは…あったけど…自分が…そんな…」
「ごめんね」
「違う…あんた悪くないの…俺…良すぎて…女みたいに…吹いちゃったの…恥ずかしい…やだ…」
吹く…とは…理解したら俺まで何だか体温が上がってきて熱くなる。女の子でそう言うクセのある子はいたけれども…まさか男でも有るなんて…
「うう…恥ずかしい…」
恥ずかしがる姿が可愛くて髪にキスをする
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