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第30話

最近樹優はぼんやり考え込むことが増えてきた。 忙しいだけといつも誤魔化すが… 樹優は優しいので俺に気を遣っているのかもしれない 本当は俺にもう飽きてしまっているのかもしれない…それでも俺と過ごしてくれる理由は樹優にしかわからない   樹優から決定的なことを言われるまでしがみついていていいだろうか… 俺はもう樹優無しじゃ息も出来ないのだ 「樹優…愛しているよ…」 隣で眠る樹優の額に口付けきゅっと抱きしめ目を閉じる… 樹優side 「樹優…愛しているよ…」 額に口づけ小さくつぶやかれた言葉にきゅんと胸がなる。 最近はきゅーさんが眠るまで本当は起きていて そっと寝顔を見るのが日課になっている…いつまでこうして彼を見つめることができるだろう… きゅーさんの髪を頬を唇を…そっと撫でながら涙が溢れる。 きゅーさん…ごめんね… もういいだろうか?…俺自身を許してもいいだろうか… 唯一のこの人を俺のものにしてもいいだろうか…

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