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第39話 鬼の仕置き ※注意

「いってぇなぁ。舌を噛むとか、このじゃじゃ馬め。」  鬼の舌に噛みついた俺は、やっと鬼の口から解放された。  息が上がり、熱を帯びた俺の身体は、相変わらず言うことを聞いてくれないし、ものすごく嫌なのに、勝手に俺のあそこは固くなるし、悔しくて仕方がないけれど、鬼の慌てる様子に少しだけ溜飲を下げた。 「おっそろしい神子だなぁ。鬼に血を流させるとか、どんなだよ。」  鬼は俺をぶら下げたまま、俺を観察する。 「それでも発情はしてるんだなあ。かぁーわいい。」  そう言って、俺の股間を撫でてくる。 「ばっ、なっ、やめっ。」  俺は、じたばたともがく。 「あー惜しいなぁ、こんなとこじゃなきゃあなぁ…。  まぁ、少しくらいならいいか。災厄の神子、俺を煽ったこと、後悔させてやるぜ。」   鬼はそう言うと、自分でさらに舌を傷つけ、口のなかから血を滴らせながら、もう一度俺の口を塞いできた。 「うっ、やっ、やめて、うっ、うっ、うっ。」  今度は俺の頬を強く押さえたままなので、歯を閉じたくても、外から押されて、口が閉じられない。 「うぇ、がっ、げほっ、げっ、げっ。」  鬼の血が俺の中に入ってくる。飲みたくなくて口から溢れださせようとするけれど、鬼の長い舌が喉奥まで入り込み、飲まずにはいられない。直接胃の中に入り込んでしまった瞬間、胃液が競り上がり、俺は吐いてしまった。 「あぁあ、汚いねぇ。はいはい、汚れ物は脱いだ脱いだ。」  鬼は俺がぐったりしているのを良いことに、服を脱がしてくる。俺は、血を飲まされたショックと嘔吐した疲れから抵抗もできず、あっという間にはだかにされてしまった。  はだかにされて、右腕を掴まれ持ち上げられる。 「ふうん、きれいな身体だねぇ。さすが災厄の神子だ。使い勝手はどうかな?。俺を楽しませてくれよ?。」  鬼は、俺の身体を鬼のお腹辺りに乗せた。  ?。  鬼は立っているのに、何でお腹に乗れるんだ?。 「あっ、やっ。嫌だっ、やめっ、おろしてっ。」  俺が跨いで座っているものが何であるか分かってしまい、俺はパニックだ。  俺が暴れるほどに尻タブのすきまに沿って尾てい骨まで当たるその硬い棒の熱を感じるし、食い込んでくる。 「嫌だ、おろせってば、この変態鬼っ。」  鬼が俺の浮いている足を両腕に引っ掻けるので、俺の股間は開き、鬼の中心の棒だけで俺を支える。  俺は、不快感からまた吐き気を覚える。 「おっーと、もう吐くなよ。」  鬼の言葉で、吐き気を抑える。 「お、良いねえ。じゃ、俺の傷ついた舌を舐めて癒してもらおうか。」  鬼の言葉を聞いて、俺は、嫌なのに、鬼の口に自分の舌を入れるために、鬼の首に抱きつき腰を浮かせる格好をとる。  俺の意思じゃないのに、身体が勝手に動く。 「い、嫌だ。嫌だ、嫌だ。」  俺は、そう言いながら、鬼の口に自分の口を近づけると、鬼の傷ついた舌を舐め始めた。  身長差で浮いた腰に熱い肉の棒が擦れ、俺の硬くなったものも鬼の硬いお腹で擦れて、蜜を出す。  舐めるたびに血の味かして、吐き気が込み上げるけれど、吐いてはいけないと、必死にこらえる。 「よーし、じゃぁ今度は、自分でほぐせよ。」  何を?どうやって?俺の頭は真っ白だ。 「あれ?。ほら、自分でほぐして準備しろよ?。」  だから、何を?。肩をほぐすのか?。 「ちっげーよ。なんだおまえさん、意味分かってないのか?。まさかの処女か?。」  俺が肩を揉もうとすると、鬼があきれた様子で聞いてくる。 「まじか。今どきいるんだなあ。そんな成りしてるのに、処女とは…。どんだけ箱入りなんだ?。」 「俺は、男だから、処女じゃないっ。」 「あー、ハイハイ。そう言うこだわりが箱入り処女だっつーの。」 「じゃあ、まぁ良いや。興が削がれた。自慰で許してやるぜ。ほれ、処女神子、自慰しろ。」  鬼の言葉で、俺は、鬼の首に抱きついていた腕を動かし、鬼のお腹にあそこを擦りあわせる。 「嫌だ。やめろ。やめて。嫌だ、嫌だ。」  俺は言葉とは裏腹に、鬼のお腹に自分の股間をますます強く擦り合わせる。 「うっ、うっ、うっ。」  鬼の硬いあそこも濡れているのか、さっきまで俺の尻たぶの間に、それが擦れて痛かったのに、だんだんぬるぬると濡れてきて、気持ち悪い。  クチュクチュと恥ずかしい音が俺の羞恥を煽る。 「気持ちいいだろう。おまえさん、鬼の血なんか飲むから、俺の言うことを聞くようになってしまったんだぜ。」 「お、そろそろイきそうか?。勝手にイくなよ?。 こう言うのは躾が大事だからな。」  俺の股間は今にもイきそうに硬く、お腹の奥も熱い。太股がピクピクと小刻みに震える。 「うっ、うっ、いっ、やっ、だっ。」 「まだだ、まだイくなよ。おっと、擦るのはサボるなよ。」 「はっ、はっ、やだ、嫌だ、嫌だ。」  情けない。俺は、惨めだ。  俺は、腰だけを動かし、鬼のお腹に熱くなった中心を強く擦る。そんなことしたくないのに。やめたいのに。 「んー、そうかそうかイイか。まだイくなよ。我慢だ、我慢。」 「あー、あ、あ、や、ちが、や。」 「なんだぁ、甘えたくなったのか。甘えて良いぞ。」 「やだ、甘えない、や、や、や。」  俺は、鬼に抱きつき、ますます腰を振る。 「そうかぁ、そうかぁ、かわいいなぁー。  俺にキスしたくなったのか。俺にキスして良いぞ。」 「ん、ん、ん、ん。」  鬼の声に、俺は身体を持ち上げ、鬼の大きな口を塞いだ。俺は、舌を伸ばして、鬼の口のなかに舌を入れると、その舌を鬼の舌にからめ捕られ、吸い寄せられる。  クチュクチュ、チュルチュルと濡れた音が響く。  俺の唾液が鬼の口の中に吸いとられていく。  俺のお尻の穴の窄まりに鬼のあれが当たり、入ってきそうで怖い。 「気持ちいいなあ、神子よ。」  あ、あ、あ、気持ちいい…。 「に、しても。おまえさん、本当に処女なんだなぁ。普通、自慰っていや、乳首も自分でいじったりするだろうに。誰にも開発されてないのか。よし、乳首も擦れよ?。」 「あ、あ、痛い。やだ、やだ、やだ。」  俺は、乳首が鬼の胸筋にあたるように擦るけれど、金おろしのように硬い肌に擦れて痛いだけだ。こんなののどこに自慰要素が?。 「あらま、本当に経験ないのかぁ、つまらんなぁ。まぁ、俺の舌をかじった償いと思って、引き続き擦っとけな。  って、あらら、痛みでこっちが柔らかくなっちまうのか。ほら、頑張って腰も擦れよ。」 「うっ、うっ、痛い、痛い、うぅ。」  俺は、ダメなやつだから、償わなくては、頑張らなければ。 「しょうがないなぁ、ほれ、擦れて気持ちいいな?  イって良いぞ。  ほらもっと発情しろ。俺を受け入れろ。  イけ。」  気持ちいい。イって良い。受け入れなきゃ。気持ちいい。イきたい。れお…。 「あ、あ、ああああぁ、やだ、やだ、助けて、レ、れ、れお、れお。」 「ん?。俺に抱かれてるのに。他の男を呼ぶとは良い度胸だな?。」  俺の欲しい匂いじゃない。俺の…。俺の。 「助けて、れお…。」

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