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「おい、降りろ」 隣りの男は俺の足の縄だけ解いて降りるように急かした。降りてみるとそこはどこかの駐車場で車が沢山止まっていた。見た感じ地下駐車場って感じなのかな?多分だけど。 グイッ 「行くぞ」 男は俺の腕を掴み歩きだした 「最初の頃のじゃじゃ馬はどこいった?流石にビビったか」 はっはっはと笑いながら男達は入口であろう扉に向かっていく。別にビビった訳じゃない扉の前まで来て思ったとがある、ここ絶対金かかってる、だってただの駐車場から建物に出入りする入口なのになんでこんなにキラキラしてんだよーって考えてただけだ そうこう考えてるうちに目的の場所に来てしまったらしい ピンポーン 上品なチャイムの音が響く 何処かの高級なホテルに連れてこられたららしい 『、、、入れ』 ピッ インターホンから聞こえてきたのは低いハスキーボイスな男の声、こいつが例のリーダーか? 俺は少し緊張してきて体が固くなりながら開かれた扉に足を踏み入れた そこはフロアを丸まる使ってるのかとても広く見たことないほどお洒落で高級感のある部屋が現れた うわーーー、、、、金の無駄だな。 なんて思ってキョロキョロしながら奥に進んで行くとでっかい窓の前に1人の人影が見えた おっ?あいつか? 人影は窓の外を向いたまま動かない、更に近づき人影がちゃんと人だとわかる距離まで来た 後ろ姿からでもわかる、、、こいつ、、強い

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