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6.
優姫が男を凝視していると男が口を開いた
「、、、なんだ?」
中「蓮(れん)さん!女を連れてきました!」
車の中で俺の足を触ってきやがったヤツが意気揚々と男に言う
あいつ、蓮って言うのか
蓮は少し間を置いて振り返りもせず大きなため息をついた
蓮「、、、、、、、はぁー、、、またか、、」
中「またかって、、蓮さ〜ん!今回は結構当たりだと思うんすけど〜っ!見てくだいよこの顔!この体!上物ですよ絶対!!」
ゴッ!!
中「イッ!たーー!!何するんすか賢治(けんじ)さん!」
賢「ふざけるな、バカ」
中村ってやついい気味だ、ふんっ!
ってか中村を殴ったやつあいつさっき車運転してたやつだよな?賢治って名前なのか
蓮「、、、はぁー、、、」
蓮はまた大きなため息をつきながら振り返り男達を見た
蓮「お前ら何人女をさらってきたら気がすむんだ?、、、俺はそこら辺にいる女に興味ないって言ったよな?」
中「っ、でも!今回は今までの女とは桁違いっすよ!」
蓮は渋々優姫の方を見た
蓮「、、、、ふーん」
俺はさっきまで蓮の足元に隠れていて気付かなかった猫の存在に見入っていて蓮がこっちを向いて上から下まで見られている事に気づかなかった
可愛いーー!黒猫だ!!あーーもふもふしたいなーー!
蓮は自分が見ていることに全く気付かずこの状況にも動じず猫を眺めてる優姫に興味を持ち優姫に向かって足を進めて優姫の目の前で止まった
俺猫が1番好きなんだよなーうんうんと目を瞑って頷いていると目の前に人の気配を感じ目を開けるとさっきまで窓の所にいたはずの蓮が目の前にいた
優「っ、、!!」
な、なんだこいつ、、くっそイケメン、、
普段顔がいい綾人達に囲まれてて目が肥えてる優姫から見てもこの蓮とゆう男は顔が整い過ぎているのだ
闇のように真っ黒なのに柔らかそうな髪、闇のように真っ黒で冷たそうなのに暖かさのある瞳
、優姫はその瞳に見覚えがある気がしたが今はそれどころではなかった
蓮「、、、、、、、、」
っ、、、なんでこいつはずっと睨んでくるんだ?あ、もしかして喧嘩うられてるのか!?
蓮は優姫をじっと見つめて動かない、優姫はとゆうと蓮が見つめてるのをガンをつけられてると勘違いし睨み返す
蓮「、、ふっ、、、なるほどね」
蓮は何かに気づき賢治達をチロリと見て手をシッシと振り出て行けと促す
中村はガッツポーズをし喜んでいると賢治に首根っこを掴まれ入ってきた扉から2人とも静かにでていった
優姫はガンをつけるのにひっしで2人が出て行ったことに気づかなかった
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