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第9話 弱味
「そっかぁ…
やっぱり俺の直感は間違ってなかったんですね」
「や!! みは…ちょ…ま…」
「藤さん 今 発情期じゃないんですよね⁇
じゃあ、このまま出して良いですか⁇」
嬉しそうに腰を振るミハイルに恐怖すら覚えた
ガンガンと奥を突かれて、息苦しさに目眩がする
知られてしまってどうしようとか
色んな事を白くなっていく頭で考えていたら、ミハイルの言葉に返事をする余裕が無かった
「んあ!?」
肩甲骨に鈍い痛みが走って 上体が仰け反る
恐る恐る振り返ると不機嫌そうなミハイルと目が合った
「俺の事 無視しないで下さい
次は ココに同じ事しますよ⁇」
そう言って項を撫でられ ビクッと身体が震えた
「…ご…ごめ…な…に…⁇」
普段殴りまくってる後輩にこんな風になってしまっている自分が情けないくて、涙がジワリと滲んだ
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