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第21話 宿泊 Ⅱ

「藤さん お風呂一緒に入りますか⁇」 「はあ⁇」 俺が睨みつけると ミハイルは、ですよねーといった顔をしている 「俺が入ってる間に 抑制剤飲むとかは無しですよ⁇」 ミハイルの言葉にギクッとしたのは それが図星だったからだと思う 部活終わりに飲んで、もう1時間ちょいは経っていた あと30分か もっても1時間くらいだよな… 「…分かってるよ」 「じゃあ 藤さん 先どうぞ」 タオルを渡されて 脱衣所に押し込まれた 人ん家の風呂って 何か緊張する… 俺は着ていた物を脱ぐと、ガラガラと風呂場のドアを開けた

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