「俺もセックスしたい。侑生とくっついてるの、好き。」 「ん、嬉しい。お風呂、上がろっか。」 「うん。ベッド、連れてって。」 彼は嬉しそうに笑って、一緒に風呂場から出ると、体をおざなりに拭いて、急いで寝室に連れて行かれた。 ベッドに腰かけた俺と、床に膝立ちになった彼。 唇を塞がれて濃厚なキスをしていれば、いつの間にか押し倒されていて、段々と息が上がってきた。 覆い被さっている侑生は、俺の体を優しく丁寧に撫でて、堪らないといった顔で身体中にキスを落とす。 首筋を舌が這う。その内きつく吸われてキスマークができたであろうそこを、馴染ませるように何度も舐めた。 「はぁ、はぁ……侑生……」 「乳首、ツンって尖ってる。舐めていい？」 「っ、いっぱい、舐めて」 大きな右手が左胸を包む。乳首が指先でキュッと抓られて、少し痛んだ後に、侑生の唇がそれを覆ち、舌先で優しく舐められる。 「あぁ……っ、ぁ、乳首、気持ちいぃ……っ」 「んー……」 「ぁっ、噛まないで、侑生、キス、キスして……！」 「うん」 乳首から顔が離れ、優しくキスをされて、侑生に抱き着いて何度も「好き」と言うと、彼は顔を蕩けさせる。 「洸ちゃん、可愛すぎ……。俺をどうする気なの……？」 侑生の手が肌を撫でながらペニスに辿り着いて、勃起したその先端を掌でクルクルと触る。 「ぅ、あ、あ！」 「いっぱいおもらししてるね」 「うぅ……っ」 先走りで濡れていることを指摘されて恥ずかしい。 唇を噛むと、すぐさま舌がそこを這い「だーめ」と甘ったるい声で言われて腰が砕けた。 「洸ちゃん、足開ける？」 「ぁ、だめ、腰から下、もういうこと、きいてくれない」 「じゃあ俺がするね」 侑生がペニスから手を離し、俺の足を左右に開かせる。 爪先にキスをされて「はぅ……」と息が漏れてしまう。 「洸ちゃん。ごめんね、ちょっと冷たいよ。」 ひんやりしたローションが後孔に触れた。びっくりして震えると侑生がまた「ごめんね」と眉を下げて謝る。 「触るよ」 「ん……」 指の腹が後孔に触れる。クルクルと皺を伸ばすように撫でられ、焦れったくて勝手にヒクヒクとそこが動く。それを確認すると彼の指が一本、プツッと中に入ってきて奥まで咥えこんだ。 「はぁ……」 「洸ちゃん上手。前立腺触るね」 「や、優しく……」 「うん。辛いことはしないから」 そう言って、俺が苦しくなるくらい感じてしまう前立腺に指の腹を優しくそっと置いた。 「あ……！はぁ……っ」 「どう？これはまだ大丈夫だよね？」 「ん、きもちいい……」 「じゃあこれは？」 「ひゃっ、あ、あぁ！」 ギュッとシーツを掴み、足がピンと伸びる。 少し圧をかけながら引っ掻くように指を動かされ、絶頂しそうになった。 「ぁ、つ、つよい、侑生、それ嫌だ……っ」 「ごめんね、強かったね。これなら大丈夫？」 「んぅ、ぁ、あ、あ……」 軽くタッピングされ、頭の中がふんわりとしてくる。 唾液が飲み込めなくて口の端から零れたそれを、侑生が舐めとった。 「洸ちゃん、指増やすね」 頬にキスされ、その間に指が増やされる。 侑生に顔を向けてキスを強請ると、深いキスを与えられ、舌同士を絡ませて快感に浸る。