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第18話

ベッドに優しく寝かされる。 こういう時でも丁寧に扱ってくれるから苦しくなるくらい侑生が好きだ。 「ねえ洸。俺すごく悔しい。俺の愛情がまだまだ伝わってなかったみたいで。」 「そういう事じゃ……。怒らせたいわけじゃないんだよ」 「ううん。もう遅い」 腹の上に馬乗りになった侑生は、俺の手首をそれぞれベッドに押し付けて背中を屈める。 顔が近くなって、キスされると思ったのに彼はそれをくれなかった。 「辛くなるかもしれないけど、ごめんね。」 「っ!?」 そこから、地獄のような責めが始まった。 ■■■ まずい、そう感じたのと同時に全身全霊で後悔した。 今までのような優しい愛され方じゃない。 これはもはや暴力だ。 「ひっ、ぃ、いく、イクぅっ、やめて、もうやだ、ごめんなさい……っ!」 乳首に吸いつかれ、ガリッと痛いくらいに噛まれる。 同時にペニスを扱かれて腰が跳ねた。 何度目か、勢い無く射精したあと、休みたいのに彼は許してくれない。 後孔に入っている二本の指が前立腺を揺らし、続けて中で絶頂する。 呼吸をするのさえ難しくなってきて、ほとんど過呼吸のような状態になると、大きな手が俺の鼻と口を覆った。 「まだまだいけるだろ。へばんなよ」 「んっ、んむぅ……っ!はうぅっ……!」 呼吸が僅かに落ち着くと手が離れ、後孔への責めが再開される。 足をばたつかせて少しでも感じるところをずらそうとすると、侑生は舌打ちをして眉間に皺を寄せた。 「暴れるなら縛るけど、いいのか?」 「っ!」 「……いい子。俺に乱暴なことさせないで。」 既に乱暴なことをしているくせに、何を今更。 文句を言いたくても、明らかに彼は怒っているので言えない。 後孔が解れると指が抜かれた。 手が離れたこの隙にベッドから降りようとして、足首を引っ張られ無様にその場に倒れ込んだ。 フワフワなベッドにうつ伏せで押さえつけられ、後孔に侑生のペニスが宛てがわれる。 引き攣った呼吸音が自分から鳴るのが聞こえた。 耳元で侑生が囁く。 「逃げられると思うな」 ハッキリとそう言われて胸がゾワッとした直後、ペニスが挿入され、無遠慮に奥まで一突きされた。

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