どれくらいそのままでいたのか、寒くなってきて小さくくしゃみをすると、侑生が慌てて顔を上げた。 「ごめん！寒いよね、すぐにお風呂準備してくるから……！」 「あー、いいよ、大丈夫。だからまだ行かないで」 ベッドから降りようとした侑生の腕を掴み、引き寄せて侑生を寝かせる。 戸惑った様子の彼に微笑みかけて、侑生のペニスに手を伸ばした。 「んっ！」 「侑生、もう一回シよ？」 そう言って体をずらし、侑生のそれにキスをして先端を舐めた。 ふにゃふにゃのそれを手で扱きながら、唇を窄めてじゅぷじゅぷと頭を動かし刺激する。 「まだ勃つだろ？」 「……洸、えっちすぎ……」 上体を起こした侑生は口角を上げ、俺の髪を梳いたり、頬を撫でたりして、さっきより随分楽しそうだ。 大きくなったペニスから口を離し、今度は玉をパクッと咥えると、彼は体を震わせて顔を両手で覆う。 「んぁ、ゆぅ、きもちい？」 「ゃ、やばい、洸、もういいから」 「まだだめ」 コロコロ転がしてから口から出して、また竿にちゅっちゅ、っとキスをした。 余計なことは考えずに俺に夢中になっていればいい。 喉奥に当たるまでそれを咥える。 段々と喉が開いてきた感覚がして、侑生の腰に腕を回し、一気に喉奥まで飲み込む。 「ぐ、ぉ……っ」 「っ、洸！」 「んぶ、ぐっ、ぅ、ぇ……」 吐き出して、呼吸を整え、また奥まで入れる。 輪っかに引っ掛かるのが気持ちよくて、うっとりしながらしゃぶっている内に体がビクビク震え出す。 侑生は俺の髪を掴んで腰を振り出した。 頭の中はふんわりして、ピチャピチャと音がする。 座っている場所が濡れていく。 「洸、潮吹いちゃってるの？」 「っ、げほっ、お、えぇ……っ」 口から吐き出して嘔吐いていると、うつ伏せに寝かされ、クパクパと勝手に開閉していた後孔に、俺の唾液で濡れたそれが入ってくる。 「っ、が……っぁ、っは、はぁっ、あ……！」 「必死になってる洸って、なんでこんなに魅力的なんだろうね。」 「んっ、ぁ、あっ、あうっ、ぁ、侑生ぅ！」 「喉でもイけて偉いね」 「ひっ、ぁ、あっ、あ、いく、いく……っ！」 強くシーツを掴む。 無遠慮な律動に上も下もわからなくなりそう。 「洸、好き。大好き。ずっと一緒だからね」 「ぁ、あ、イッ、てぅ、からぁ……っ！」 パンパン、鳴っていた音が止んで腹の奥に射精される。 後ろから抱きしめられて、快感でいっぱいいっぱいになりながらも、死ぬほど幸せだった。