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6-5
水戸くんの細長い指が、後孔を押し広げ、ちゅくちゅくと音を立てる。
僕は四つん這いで顔を伏せ、お尻を高く上げながら、小さく喘いでいる。
「は、ぁ……っ、あ、きもちぃ、」
「すごい、吸い付いてくる」
水戸くんは両手でお尻を掴んで開いた。
お尻の穴も、玉や裏筋も、全部見えていると思う。
恥ずかしいのに、見られていると思うだけで、ペニスの硬さが増してしまう。
水戸くんはお尻を鷲掴みにしながら、お尻の穴を舐めたり、玉を吸ったり口に含んだりしたり。
「あ、やだっ、そんなとこ、きたなぃ」
「汚くないよ。興奮する」
ぺちゃぺちゃと音を立てて舐めながら、胸に手を伸ばす。
クニクニといじくられて、乳首の粒が勃ってきてしまう。
お尻のあたりを、ぢゅっぢゅっという音を立てて吸いながら、爪の先で乳首をコリコリ刺激されて……。
「あ、あんっ」
「腰揺れてるよ。ここ、触ってほしい?」
「ぁぅ、触って。むずむずする」
「……すご。先っぽぬるぬるだ」
「はあっ、は、ぁ……っ、中、挿れて」
「中とんとんしながら前も触る?」
「うん、ん、してほし……」
ローションを塗ると、あっという間に、水戸くんのペニスを飲み込んでいった。
水戸くんは僕の腰をがっちり掴んで、何度も引き寄せるように、パンパンと打ち付けてくる。
「ひあっ、あっ、ひっ……ッ」
「あー……きもちいい。やばい」
「あンッ、ひぁっ、きもち、あんっ」
乳首とペニスを手で刺激しながら、中では前立腺目掛けて強く当ててくる。
快感で頭がおかしくなりそう。
「あ、やだ、イッちゃぅ、あぅ」
僕は裏返った声を漏らしながら射精して、でも、またすぐに興奮して勃起して、全然おさまらない。
それは水戸くんも同じで、どれだけ長くしても、全然止まれないようだった。
「りく、気持ちいいの、大好きだね」
「ん、すきぃ……っ」
「これ、本当のセックスじゃないよね? ほんとにセックスしてるわけないよね。みんな聴いてるもん」
「ぁぅ、あう。演技、えんぎ……っ」
「そうだよね。ほんとのセックスは、こんな風にちんこどろどろにならないし、こんなに何回もイけないもん」
「は、はっ、出ちゃ……ぁ、あっ」
びくびく震えながら、吐精する。
「出ちゃった。可愛い」
「ぁぅ……みとくん、ぼくエッチになっちゃっ……、どぅしよう」
「大丈夫。理空は、俺の前でしかエッチにならないよ。恥ずかしがり屋さんだもん」
水戸くんの腕に、ぎゅーっとしがみつく。
彼はぐっと眉を寄せ、何かをこらえるように細く長く息を吐きながら、ゆっくりと腰を前後する。
そして、僕を優しく抱きながら、気持ちを教えてくれた。
「宝物だよ。一緒に過ごした時間が。でも、これが人生最後のボーナスタイムだなんて思いたくない。これから何十年も一緒に居て、宝物をたくさん増やしたいんだ」
「ん……、いっぱい探す」
「ねえ。出していい? 理空のお腹の中、一番奥」
こくこくとうなずくと、水戸くんは僕の体を抱え直して、ゆっくりゆっくり、お腹の中の全部の壁を愛撫するみたいに、抽送を繰り返した。
「あ、……ぁ、はあっ」
「イクね。理空、だいすき」
僕の中で、水戸くんの形が膨らむのを感じた。
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