122 / 140
第十七章・8
「翠、そんなはしたない」
「嫌? ダメ?」
「……いや、すごく嬉しいよ」
涼雅は、張り切って腰をやった。
まだ経験の浅い翠の体にダメージを与えないよう加減はしたが、それでも夢中で抽挿した。
「あぁ! んんぁ、うぅ。あ、あぁ、うぅ、んんッ!」
「翠。翠、愛してる」
「あぁ、涼雅ぁ。熱い、あ、つい……ッ!」
秘所が、熱を持っている。
涼雅との接合部が、蕩ける。
翠は、細かく何度でもイッていた。
快感に打ち震え、イきっぱなしになっていた。
そこへ、大きな波が襲ってきた。
涼雅の先端が、翠の体内の一番敏感な部分をこすって行き来しているのだ。
目の前が爆ぜるほどの快感に、翠は引き攣った。
「あ、はぁ! ヤだ、また。来る、来ちゃうぅ!」
大きく震えて、翠は再び精を吐いた。
「翠、出すよ」
「え? 今!?」
ちょっと待って、少し休憩。
そんな翠の言葉も聞かずに、涼雅はその熱い精を注ぎ込んでいた。
ともだちにシェアしよう!