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第十七章・8

「翠、そんなはしたない」 「嫌? ダメ?」 「……いや、すごく嬉しいよ」  涼雅は、張り切って腰をやった。  まだ経験の浅い翠の体にダメージを与えないよう加減はしたが、それでも夢中で抽挿した。 「あぁ! んんぁ、うぅ。あ、あぁ、うぅ、んんッ!」 「翠。翠、愛してる」 「あぁ、涼雅ぁ。熱い、あ、つい……ッ!」  秘所が、熱を持っている。  涼雅との接合部が、蕩ける。  翠は、細かく何度でもイッていた。  快感に打ち震え、イきっぱなしになっていた。  そこへ、大きな波が襲ってきた。  涼雅の先端が、翠の体内の一番敏感な部分をこすって行き来しているのだ。  目の前が爆ぜるほどの快感に、翠は引き攣った。 「あ、はぁ! ヤだ、また。来る、来ちゃうぅ!」  大きく震えて、翠は再び精を吐いた。 「翠、出すよ」 「え? 今!?」  ちょっと待って、少し休憩。  そんな翠の言葉も聞かずに、涼雅はその熱い精を注ぎ込んでいた。

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