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同級生 3

次の日、いつもならぼんやり見ていた同級生を見ることが出来なかった。 怖かったのだ。 獣のように同級生の身体を貪る上級生達より、本当に存在していた同級生が怖かった。 まるでこの世界に存在していないかのようだった同級生もまた獣だった。 生々しく、凶暴なまでの欲望で喰らっていたのは同級生の方だったとわかっていたからだ。 怖くて。 見れなくて。 でも意識してしまう。 白い身体。 凄まじい欲望と熱量のある目。 昨夜、同級生のことを考えて、1晩中ヌいた。 止まらなかった。 喉を犯されながら、欲しがる目。 下から突かれながら、揺れる腰。 尖る乳首と、そそりたって濡れて、 時おり吹き出す思いの外、大きい性器。 生々しい白い肌。 性器と化した唇。 あの目。 あの目。 焼け付くような。 同級生は存在していた。 誰よりもリアルに、熱量を放ちながら。 でも。 まともに見つめることすら出来ないのに。 今、斜め前に座る同級生は。 儚くまるで存在しないかのようだった。 気になりすぎて見つめられないけど、その存在の遠さはわかる。 昨日のことは夢? そうとしか思えなかった。 こんなに存在感がない。 生身の肉体とは思えない。 おもわず顔を上げたなら、それが分かったかのように同級生がこちらを振り返った。 その目がまた自分を捕まえた。 確かにその目に自分は写って、同級生は微かに笑った。 それは捕食者の笑顔で。 捕まったのたとわかった。 もう為す術などない。 同級生が放課後、初めて声をかけてきて、あの教室へつれていかれても拒否などできるわけなく。 怖がりながら、でも、ガチガチに勃起していたのだった。 同級生は笑った。 空き教室のドアを締めて。 そこからはじまった くらい尽くされた。 泣いたのはこっちの方だった。

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