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18歳の(性)春2
「もぉダメがもじれないー」
「おい、だからって俺んとこ来るか?普通」
「だぁで、いぐどごろなんでぼぐにない」
シェーンの家は学校の寮。アメフト部の連中は怖いけどシェーンは怖くない。1人部屋らしいし連絡して入れてもらった。
僕に友達なんか居ないから勢いで助けを求めたのがシェーンだ。
ライアンの所は、ブレインが嫉妬するから行けない。
「ポットラックパーティーなんか誘わなきゃ良かったな」
「ぞれわ良い。パーティとか誘われた事なかっだじ。だのじかっだ」
「一旦、落ち着けよ、何言ってんだか分かんねえから」
時刻は深夜、いや、朝?am3:22。
迷惑なのは分かってるけど。
ティッシュで鼻を拭く。びしゃびしゃだよ。
「もうダメかもしれない。ブレインを投げ飛ばして逃げたんだよ?嫌われた。絶対に。僕はなんて事したんだろう」
「まあ、その、アレだ、カートは初めてなんだろ?そりゃビビるだろ。散々お前の事ビビらせてた俺が言えた事じゃないけど」
「ブレイン酔ってたし、別人みたいで、、、」
「まあ、ブレインも酔って処女に手出そうとしたんだから反省してるだろ」
「僕、男だよ?」
「まあ、そうだけど後ろ使うの初めてだろ?」
「後ろ?なんの話?」
「ん?、、、ちょっと待てお前、男同士のセックスって意味分かってるか?」
「、、、?」
「あー、ダメだコレ。お前ゲイじゃねーの?」
「ゲイだけど」
ピピピピピピー
シェーンの携帯が鳴った。
「ブレインだ」
シェーンが電話に出た。
「カート、彼氏のお迎え」
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