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18歳の(性)春7

「早くシャワー浴びて着替えたい」 「うん、今日は帰ろう。家まで送る」 自分からブレインじゃない男の香水が香ってるのが不快。 「あ、でもママが家に居る時間だ。こんな姿見せられない」 ブレインに借りたジャケットで隠しているけど、シャツは引き裂かれ血が付いている。 「僕の家に来る?」 「いいの?」 「カートが嫌じゃなければ」 「行く」 僕がブレインの家に行くのは実は初めて。 8階建ての古いアパートメントの7階の角部屋がブレインの部屋だった。 玄関を入ると男の一人暮らしらしい部屋だ。ブレインの匂いがする。 廊下には古いギターが2本飾ってある。 床には音楽雑誌。テレビ。脱いだ服はソファーにそのまま置かれている。 キッチンは使った形跡が無い。ミネラルウォータのペットボトルが山積み。 寝室はクローゼットとベッドだけ。 何ともシンプルな生活。 「もっとオシャレな部屋かと思ってた?」 「ううん、何ていうか、男性の部屋って感じだけどあんまり生活感は無いんだね」 「引っ越しが多かったから」 WIAやカサドールのハンターに追われ、転居を繰り返してていたブレインは持ち物が少なく身軽だ。 「シャワーはこっち」 「ありがとう」 「服は僕のを貸すから持ってくるよ」 「うん、助かる」 シャワー室へ入ろうとしたけれど、思い直して服を取りに行こうとしていたブレインの腕を掴んでを引き留めた。 裸を見られる事がずっと嫌だったけど。 大好きな人と愛し合えない方が嫌だと今日の事で気付いた。 「ブレイン、、、 一緒に入って、洗ってくれる?」 ブレインが驚いた表情で固まる。 「他の男の匂いがするんだ。全部ブレインの匂いがいい」 「意味、分かってるの?カート」

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